今回、途中から写真を少し大きくしました☆
朝7時、無料の朝食を食べにSNSゲストハウスの屋上へ。
既に食べている人のテーブルを見ると、おいしそう!
このゲストハウスでは、なんとメニュー8種類ぐらいから選べるのだけれど、毎朝スペシャルメニューがある。
スタッフがメニューを聞いてきたので、既に食べている欧米人に「それ、おいしいですか?」と聞くと、「おいしいよ!」と返事が返ってきたので、同じメニューを注文。
ボリュームたっぷりで、おいしい~☆
そうして朝食を楽しんでいると、隣のテーブルに韓国人か中国人かなと思われるカップルが座り、スタッフが話しかけ、スペシャルメニューを勧めるも、全く英語を理解していない様子。
そしてメニューを見て、2人で4つのメニューを頼もうとしてるし、スタッフに1人1つだと言われても、このメニューに卵を乗せて! と注文したり。。
丁寧に英語で説明していたスタッフのお姉さんもだんだんあきれてきて、「それはできません! このメニューの中から1人1種類を選んでください! 卵をのせたいならそのメニューを選んでください!」と言っても、通じている様子がなく、結局ゴリ押しで、本来卵がついていないメニューに卵をつけることに。
全く迷惑なカップルだなぁ~・・・、英語が通じてないのも問題だけど、適当に選べばいいのに。
あの強引さは、中国人かな・・・と、気になって横目で見ていると、韓国語を話していた。
あのアグレッシブさは韓国人だったかぁ~。
ま、かかわらないことにしよう。
朝食をすませ、さて、今日はバガンから車で行けるポッパ山ツアーに申し込んだのだ。
SNSゲストハウスで直接申し込めて、1人10,000k(約1200円)。
車は、なんとSNSゲストハウス専用で、スタッフの方が運転。
今日一緒に申し込んだのは、私を含めて3人と聞いていたので、車に乗り込むと、ななんと朝食の韓国人カップル!?
うぅ~ん、この人達大丈夫かな。。。
最初は全く話さず、静かに車に乗っていたものの、今日一日一緒なわけだし、話しかけてみた。
「ハロー、韓国からですか? 私は日本からです」
韓国人カップルは、夫婦で、イースン(旦那)とチンジュ(奥さん)。
なんと結婚して7~8年目で、歳は私の少し下だった。
そうして話し始めたけれど、見事に英語ができないっ!!
それでも聞くと、旅行が好きで、毎年2人でどこかへ出かけているらしい。
この英語力で!?!?
「英語全然できないけど、話す英語って宿の人だけだし、いつも二人だけだしね・・」
旅の途中で友達とかできなかったの!?
「いや、いつも二人だけだよ」
うーん、なるほど。やっぱり二人で行動すると、そうなっちゃうかぁ~。
奥さんのチンジュは英語を全くと言っていいほど話せないけれど、旦那さんのイースンは少~し話せる。
ということで、簡単な英語とジェスチャーで、彼らの朝食の状況について説明してみた。
「ええっ! スタッフの人、そんなこと言ってたの!? うわっ、恥ずかしい~~!!」
イースンは頭を抱え込んだ。
うーん、やはり全然理解していなかったよーだ。。。(苦笑)
ま、悪い人達ではなさそうだな、ということで、うちとけた♪
さて、車は途中で停車し、降りてみると、牛に乗った人がぐるぐる回転している。
パームシュガー(ヤシ砂糖)を作っているところだよ。
乗ってみる?
ということで、
私もぐるぐるーっと1回転♪
こうやってヤシの実を採るのさ! とサルのようにスルスルと木に登って見せてくれた。
そして、ヤシの実から、中の液体を集めたものを見せてくれたけれど、なんとそこにはハエの死骸が一匹落ちてるじゃないですか・・・。
「ほら、舐めてみな!」
と言われても、舐める気にはなりません。。。
おじさんは全く気にする様子もなく勧めてくる。。
おじさんは、2つの容器を持っていたので、ハエの入っていない方を舐めてみたけれど、甘かったよ。
しかし、こういう虫などが入り込んだものも、気にせず取り除いて商品を作っていくんだろうな、と考えると、怖い・・(汗)
小屋の中では女性がヤシ砂糖作りの作業を行っていた。
こちらが出来上がった「ヤシ砂糖」、なかなか美味しいです☆
そしてこちらは、ヤシ焼酎?
なんか凄い方法でお酒作ってますね。
透明な方は、純粋なお酒で、うすい黄色の方は、はちみつか何かが混ざってるんだったかな?
甘いほうがおいしかったです。
しかし、度数は40%ぐらいだったかな?
結構高いので、ちびっと味見したぐらい。
お茶とお茶請けにミャンマーのお菓子などをいただきました☆
真ん中にあるのはお茶の葉で、これもおいしい♪
前回の韓国旅行でもお茶の葉を食べたけれど、ミャンマーも食べるんだね!
あっ! タナカセットがあるっ!!
聞くと、無料でやっていいらしい。
ということで、石の台(左下)に水をちょっとたらし、タナカの木(左上)をゴォリゴォリ削って、タナカ汁作成。(←タナカパウダー、スー屋で販売してます☆)
私がそうやって、ゴリゴリ削っていると、別グループの欧米人女性が「それなにやってるの?」と興味津々に聞いてきたので、軽く説明すると、別グループの日本人まで寄ってきて、説明を聞いていた(笑)
これも、タイのティミー先生のところでタナカパウダーに出会い、知識を深めておいたお陰☆
さて、できたタナカ汁を指で顔につけて、ミャンマー女性のお化粧兼日焼け止めのできあがり~!
チンジュも一緒に顔につけて、これで私達もミャンマー人(笑)
ミャンマーに行った際には、皆さんも試してみてね♪
さて、車に乗り込み、先へと進む。
ポッパ山の麓の町で車は一旦停まり、ドライバーのスタッフさんが地元のグァバやジャックフルーツなどを買って食べさせてくれた☆
フルーツ屋さんの隣に、このような黄色い瓶がたくさん売られていたので、何か聞いてみたら、飾り物らしい。
瓶の中には、黄色い花がたくさん液体につかっていて、お酒か何かかと思ったけれど、ただの飾り!?
何か縁起のいい花なのでしょうか。
再び車に乗り、次に停まったのがここ。
ん? ポッパ山ビューポイント?
外人旅行者は200Kの入場料・・・?
(数字のところが書き換えられるようになっているのがいやらしい。。)
ま、トイレも行きたいし、安いしいいでしょ。
200K(約25円)を、そこにいたお坊さんに渡して3人で中へ。
中へ入ると、そこには楽しげな建物が。
あれ? あのおじさんって、ひょっとして有名なあの人・・・?
なんか家でくつろいでるようなパジャマみたいなの着てますが・・!!
あっ! 大きい大仏と蛇の間に見えるあれは!!
タタタター!
ポッパ山だーっ!!
天空の城みたい!!
さすが、ナイスなビューポイント!!
またいた!!
完全にくつろ着で、顎に手をあてて悩むふりしながら左手ではイェーイ!
ところでこのお方は、ガイドブックによりますと、人気の聖人「ボー・ミン・ガウン」さんとのことです。
この貫禄は、明らかにカタギの人ではないですが、、確かに道を極めた人には違いないようです。
しかも「タバコ」が大好きとか、そんな聖人見たことないよ(笑)
さて、再び車に乗って、ポッパ山のお寺へ。
ここがポッパ山のお寺、タウン・カラッの入り口。
階段を上っていくけれど、サルがたくさんいるっ!!
まだここは靴を履いていれるのでいいけれど、階段は汚い。。
しばらく階段を上ると、途中で無料の靴置き場があり、そこに靴を預けて、ここからは裸足で上らねばならない。。。
どんなに嫌だと思っても、裸足にならねば上に行けないのだから。。。
とーにーかーく汚いっ!!(>_<)
階段はサルの糞やらゴミだらけ!!
汚れていない足場を探すのが難しいぐらい。。
しかも階段は急で、汗が瀧のように流れながらヒーコラ。
階段をひたすら真っ直ぐ上っていくと、ここにもゴールデンロックがあった!
そこからの眺め。
森の中にお寺群が見える。
深い森の中に大きそうな仏像まで。
しばらく風にあたりながら休憩し、進路を変えて頂上へ。
この辺りが頂上。
ところでところで、あの親分のようなボーミンガウンさんですが、ポッパ山にはたくさんいます!!
どー見ても、あっちの世界の人でしょ!!
左側にファミリーが鎮座しています。
ちなみに彼は超能力も使えたとか??
ファミリー。
本部。
会合。
ちょっと行ってくるわ。
なんの用や。
金や! この世は金や!
完全に竹内力や!
あの世にお金は持っていけませんよ。
パォーン!!(持って行けましぇーん!)
キュピーン!! アタマ丸めて改心しましたーっ!
キュピピピーン!! 皆で改心しましたーっ!
ざわ・・・ざわ・・・。では、転生の前にお金はこちらで・・・。
天上天下唯我独尊~!
・・・ハイ、即興のストーリーができてしまいました。
とにかく、このような興味深い仏像(精霊?)がいっぱい!
これを見れただけでも、ポッパ山に来て良かったです(笑)
Vシネマのような雰囲気に満足し、ポッパ山を下りる。
再び靴を履く前に、持参のウェットティッシュで足を綺麗にフキフキ。
イースン達も持ってきていた、さすが!
ミャンマー旅行に、ウェットティッシュは必須でっせ!!
入り口にも野生の猿がいっぱい・・・!!
ポーウィン山といい、ポッパ山といい、ミャンマーの山には猿がたくさんいるんだね。。
車で待っていたスタッフさんの所へ行くと、「まだあっちに少し見所があるよ」というので、教えてくれた方向へ。
おぉ、味のあるものがたくさんあって、なかなか面白い♪
てこてこ歩いて車へ戻り、バガンのSNSゲストハウスへ戻った。
さて、午後3時ごろにゲストハウスに到着。
まだ時間があるので、そのままゲストハウスで電動バイクことeバイクをレンタル。
午後から借りたので、なんと格安の3000K!(約360円)
う~ん、ネットで見た相場よりも相当安い☆
まずはお昼を食べに、イースン達が昨日行っておいしかったという、ガイドブックにも載っているお店、「ウェザー・スプーン」へ。
わお! ミャンマーでこんな美味しそうなハンバーガーが食べられるなんて!
そしてパイナップルジュースも美味しい♪
ハンバーガーはボリュームもあっていいのだけれど、ケチャップもマヨネーズも入っていなくて味付けが欲しい!!
ミャンマーにはないのかな・・・と店長に聞いてみると、奥からマヨネーズ(オランダ輸入もの)を出してきてくれた。
ミャンマー独自のマヨネーズというのは、ないらしい、やっぱりかー。
しかし、ガイドブックに書いてあった金額は3500K(約420円)だったのに、実際は値上がりしてて4700K(約570円)
この値上げ率、高すぎ!!
とにかくミャンマーの物価上昇率はえげつないです。
興味ある人は、できるだけ早いうちにミャンマー観光するのがいいですよ!
ちなみにパイナップルジュースは900K(約110円)でした。
さて、おなかが膨れたら、オールドバガン観光に出発~!
ウィーン(←eバイク)
Mahabodhi Paya
マハーボディー・パヤー
インドの仏教聖地ブッダガヤの寺院を模したものらしい。
Bu Paya
ブー・パヤー
川岸に経つ仏塔。
思ったより小さい。
そうして、仏塔の写真を撮っていると、お坊さん団体がわらわらやってきた。
仏塔よりも、私の写真を撮りまくるお坊さんたち(笑)
あら、、、やっぱりインドに続いてミャンマーでもアイドルなのかしら私!?
この写真では1人しか私の写真を撮っていないけれど、この後、ここに写っているほぼ全員のお坊さんが私をアイドルのように、スマホを向けてパシャパシャ撮りだしたのだ。
Gawdawpalin Temple
ゴドーパリィン寺院
バガンで2番目に高い寺院らしい。なかなかの迫力。
Thatbyinnyu Temple
タビイニュ寺院
バガンで最も高い寺院らしい。65m。
Shwegugyi Temple
シュエグーヂー寺院
テラスから周りを眺められるってことで、中に入ったけれど、犬のウンコが落ちていて、しかも誰かそれを踏んでいた・・・かわいそうに(涙)
寺や仏塔は裸足で入らないといけないので、つまりは、裸足で踏んじゃったってことです・・・。
犬も勝手に入れる寺院って何だよ。。。
テラスからの眺め。
最後の写真は、王宮&博物館。
建物がカッコイイので行ってみたかったけれど、博物館と合わせて10$(約1250円)と高いわりには見所が少ないとのことでパスした所。
こんな道をウィーン。
ほんと、eバイク、楽チン! こんなところ、普通のチャリなら大変だよ!!
土の道の先に見えてきたのはアーナンダ寺院(Ananda Temple)。
バガン遺跡を代表する、最大かつ最もバランスのとれた美しい寺院と言われているそうです。
寺院の脇にeバイクを停めて、入り口へ向う途中、「あなた日本人? とっても美人ね!」とおみやげ売りの女の子に声をかけられた。
またまた、おみやげ売ろうとそんなこと言ってきて・・・。
とりあえず「サンキュー」と言って寺院の中へ入った。
アーナンダ寺院は正方形で、4つの入り口があり、それぞれに9.5mの仏像が外を向いて立っている。
そうして、てこてこ歩いていると、またお坊さん団体に遭遇し、スマホを向けられパシャパシャ・・・。
ま、アイドルなんだから仕方ないわね、ふふふ、と笑顔を振りまいていると、「一緒に写真撮って下さい!」とのお申し出が。
パシャ☆
ミャンマーのお坊さんは、なんと積極的なんでしょう(笑)
いやいや、こちらもいい記念になりました、ありがとうございます☆
足跡にお金が投げられています。
色んな所にあるのね、ブッダの足跡。
さて、それじゃあそろそろ夕日を見に、有名なシュエサンドー・パヤーへ行ってみよう、ウィーン。
Shwesandaw Paya
シュエサンドー・パヤー
あれ、以外に低いのね。
夕日を見に、もう既にたくさんの人がスタンバッってます。
と、私も中へ入ろうとすると、、、「ちょっと待った! チケット見せて!」と警備員に止められた。
え!! チケット!? そんなの持ってませんが・・・
「じゃああそこで買って。20$ね(約2500円)」
えーっ!! 高っ!!(>_<)
じゃあ、行かなくていいや。。。
(※後で聞いて分かったのですが、このチケットは、バガン入域料というもので、バガンに入る時に空港やチェックポイントで強制的に払わされるものらしい。しかし、バスでやってきた私は、ラッキーにもそんなものとられなかったし、同じく別のバスでやってきた韓国カップルのイースン達も徴収されていなかった。別の人に聞くと、飛行機と鉄道組みは徴収されたみたいです。安い上に20$も浮くなんて、凄いぞバス。)
うぇーん、じゃあ昨日も行ったブレティ・パゴダに行ってやるーっ!
ウィーンとeバイクを走らせていると、興味深げな寺院発見、停車。
キンキラの仏像様が鎮座しておられました。
ということで、ブレティ・パゴダからの眺め。
う~ん、本日の夕日もイマイチ。。。
さて、夕日が終了し、SNSゲストハウスに戻る。
夜8時ごろから、今日ポッパ山へ連れて行ってくれたスタッフのおじさんが、ツアーに参加した私達3人をお茶に招待してくれた。
ゲストハウスから4人でeバイクに乗り、おじさんの後をついていく・・・も、韓国夫婦のイースン達がついてこない!?
しばらく待つも、なかなかやってこないので、どうしたのかと道を戻ると、なんとeバイクの電池切れ・・・あらら。
ゲストハウスで新しいeバイクに乗り換え、無事に4人とも地元の喫茶店に到着~。
ラペイェという甘いミャンマーのミルクティーと中国茶。
イースン夫婦は、なんでスタッフのおじさんが私達をお茶に招待してくれたのか不思議でならず、「今日のツアー、ランチ込みだと思ってたけど、ランチに連れて行ってくれなかったから、その代わりにお茶に連れてきたんじゃないの?」と言うではないか。
え! ランチ込み!? そんなの聞いてないよ!?
私はおじさんが好意で連れてきてくれたんだと思っていたけれど、ランチの代わりなのかな・・・う~ん。。
おじさんはお茶をおごってくれて、再び一緒にゲストハウスに戻った。
そして、ゲストハウスの受付で、「あの~、今日のポッパ山ツアーってランチ込みだったんですか?」と聞いてみる。
「え!? ランチ込みなんて一言も言ってませんよ!」
ですよね、ははは。
やっぱりおじさんは好意でお茶に連れて行ってくれたんだった。
イースン達は、やっぱり英語を全然理解していなかったんだなぁ。
それをイースン達に伝えると、「え、そうだったの、ははは。。。」とバツを悪くしていた。
受付のお姉さんも、またあの韓国夫婦か・・・と苦笑い。
ここまで英語理解できなくて、しかも勘違いだらけとすると、この2人の旅ってかなりハードル高いし、誤解も生まれて大変だなぁ。
しかも悪いけれど、この二人はかなりのトラブルメーカーの予感がしていた。
やっぱり関わらないほうがいいのかなぁ。でもせっかく仲良くなったしなぁ。
私「ところで明日はどうするの?」
夫婦「早起きしてシュエサンドー・パヤーに朝日を見に行くよ!」
え! シュエサンドー・パヤーって入場料いるんじゃないの!?
「夕方はいるみたいだけど、早朝は係員いないよ! 僕達毎朝行ってるんだ! 凄い綺麗だよ!」
ほんと~~!?
朝日マニアではないし、朝早く起きて暗い中分からない道を一人で行くなんて怖いと思っていたので、朝日を見る予定は全くなかった。
でも、3人なら心強い!! しかも毎朝行ってるなら道にも迷わない!!
私も一緒に行ってもいい!?
じゃあ、朝の5時にロビーに集合ね!
ということで、明日も一緒にイースン達と周ることにしたけれど、まさかあんなことになるとは・・・。。。
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