朝4時に起床、、なんと、韓国人夫婦のイースンがわざわざドアをノックして起こしに来てくれた。
もう起きてたけど。
用意をし、4時半にホテルのロビーへ。
起こしに来たわりには、少し遅れてくるイースン&チンジュ夫婦。
ホテルスタッフも起きてきてくれて、今日は早朝からeバイクレンタル 6000K(約720円)
2人乗りの韓国夫妻の後ろについて、いざ、朝日の名所、シュエサンドー・パヤーへ!
まだ暗い中、シュエサンドー・パヤーに上る。
ライトアップされた寺院が綺麗。
そして徐々に明るくなってきた。
皆さんも、朝日のバガンを納めようと、待機しています。
ところが、雲が厚く、朝日見えず。。。
イースンはドローンを持ってきていて、ドローンを飛ばして、上空からバガンの景色を撮影!!
おーっ! という羨望の中、電池足らずで落下するドローン(笑)
そうして何度か飛ばしたり落下したりする中、大きな木にひっかかってしまった(笑)
バゴダ上から眺めていた皆さんは大爆笑。
私も爆笑。
結局、地元の少年に棒で取ってもらって無事にドローンを保護していた。
何やってんだイースン・・・(笑)
このお陰で、イースンは、地元の絵売りの少年に、「助けた代わりに俺の絵を20ドルで買え!」としつこくせがまれ、「どうしよう・・・20ドルなんて高すぎるよね。。僕どうしたらいい?」と、私に相談してきたので、お礼にチップ1ドルあげればいいじゃんとアドバイスして、事なきを得た。
ほんとに世話のやける人だ。
ちなみにイースンはこのドローンを中国のサイトで60ドルで買ったらしい。
そりゃ落ちるわ(笑)
失敗して爆笑を誘ったイースンの後、中国人旅行者(多分)が持っていた本物のドローンが空高く舞い、そっちに注目をさらわれた。
シュエサンドー・パヤーから。
イースン&チンジュと写真を何枚か一緒に撮り、パゴダを下りる。
物凄く急な階段。
上る時より、下りる時の方が怖いんだよね~。
さて、朝食を食べにホテルへ帰りましょう~、eバイクでウィーン。
ラッキーなことに、托鉢のお坊さんたちが歩いてた~!
すごーい! ぞろぞろ!
ホテルに到着し、無料の朝食♪
今日のスペシャルメニューの、ミャンマー式朝食、おいしい☆
ほんと、このSNSゲストハウスは、毎朝メニューが豊富でしかも全部おいしい!
イースン&チンジュ夫婦と同じテーブルでいただきます。
すると、町中の方に托鉢隊が到着したらしく、ホテルの屋上から見えた。
ご飯もらってますね~。
しかし、あんな大人数のお坊さんのご飯を毎朝用意するのって大変だなぁ。
よくやっていけるなぁ。
朝食後も、イースン&チンジュと一緒に観光に行く予定だったのだけれど、「僕達、眠いからお昼まで寝ることにするよ」と言われてしまった。
うーん、私は朝食後そのままバガン観光に行くつもりだったのだけれど・・・。
限りない時間を観光に回したいけれど、「今日ニューバガンを一緒に周ろう」と言った手前、朝だけつきあってもらって後は一人で周るわ、っていうのはちょっと気が引ける。
じゃあ私も休むか。まぁ、時間的には多分大丈夫でしょう。。。
その前に、明日朝出発のバスの予約。
バガン(ニャウンウー)→インレー湖 11,000K(約1300円)
席のリクエストをしたら、一番前にしてくれた♪
部屋に戻って一休みし、お昼前にイースン夫婦も起きてきて、やっと観光にでかけた。
まずはオールドバガンへ向ってeバイクを走らせる。
ちょっと格好良かったので、小さな寺院でとまってみたけれどすぐに終了。
Htilominlo Temple
ティーローミンロー寺院
次はオールドバガンの大きな寺院に寄ってみる。
そして中に入ろうとすると、「チケット見せて!」と言われた。
えー! チケットいるの~!? 持ってないし!!
なので、中に入るのはやめて、出ようとすると、イースンが「外周なら周れるよ!」というので、ついていった。
イースン達も実はチケット(バガン入域料というもの、バス組みは取られなかった。)を払ってなくて、昨日馬車で周った時にここに入ったらしい。
それで騎手が色々教えてくれたのだとか。
外周を周るだけで充分。
というか、正面も仏像が小さい部屋に置かれているだけなので、外から見えるので入る必要もなかった。
ちなみに写真の仏像のゲートには、日本ミャンマー協会のキタサカ・マサタカさんから寄付されたと書かれている。
だったら日本人の入場料、無料にしてくれてもいいのに・・・。
「こっちこっち!」と、イースンが寺院の裏口っぽい所から出て、離れへ誘導する。
そして、そこに置かれていた誰かのビーサンを勝手に履いていった。いいのか・・・(笑)
小さな塔に入っていくと、寺院がよく見える!
こんな絵になるスポットも☆
しかし、雨がぽつぽつザーと降ってきて、しばし足止め。
雨が止んでから寺院の方へ戻るも、床がぬれてツルツル滑って危ない。
eバイクにまたがり、またザーと降ってきたので、途中でカッパをかぶりつつ、ガイドブックにあったベジタリアンレストランへ。
The Moon
レストランに到着しても、雨がザーザーで、急いで中へ。
全部おいしかった~!!
カレーは、ミャンマーで食べたカレーで一番おいしかった!!
ランチの間に雨も止んだので、ニューバガンへ向う。
途中で、チンジュがこんなことを言った。
「私、こんな楽しい旅初めて! 旅先で出会った人とこうやって一緒に観光するなんて! 凄く楽しい!」
え! 私としては、こういうのはいたって普通のことなんだけど、そうかぁ~、こういう旅したことなかったのかぁ~。そんなに喜んでもらえると、やっぱり待っててあげて良かったなぁ、と思った。
Manuha Phaya
マヌーハ・パヤー
大きな仏像が狭い場所にあり、近く(足元)で見ると厳しい表情、遠くから見ると穏やかな表情、らしいけれど、
うーん、遠くから見ても近くから見ても同じような・・・
仏像の手元。爪の大きさだけで私の手の2倍!!
っていうか、狭すぎでしょ!!
さて、本当は裏にも寝仏があったらしいのだけれど、この仏像だけかと思ったので見逃す。
いずれも狭い所に安置されているらしいです。
どうやらここは狭い仏像で有名らしいです。
eバイクに乗って次の所へ向っていると、小さな遺跡がたくさん建っているのが見えたので、バイクをストップ。
小さな遺跡群。
誰もいなくて、写真を撮るのも楽しいので、ここで3人で10分ほど歩き回っていたら、さてeバイクで次へ、、、、と走らせた時に、イースン達が続いて来ない!?
どうしたの!?
げっ!! バイクのタイヤがぺっちゃんこ~~!!
どうやら停める時に、鋭利なものを踏んだらしい。。。
こんな宿からも遠く離れた何もない所でパンクなんて・・・めっちゃ困るんですけど。。。
「とりあえず宿に電話しなよ!」
パンクしたことで不機嫌になっているイースンに、そうアドバイスするも、電話が繋がらないとの返事。
じゃあ私の電話で、と試すも、電池切れ。
うーん、ちょっとイースンの電話貸してみて! とイースンの携帯でかけると、ちゃんと繋がった。
繋がるやんか!! 簡単に諦めないでよっ!!
事情をホテルスタッフに話し、オールドバガンとニューバガンの間でイースンのバイクがパンクしたことを伝えると、「またあの韓国人!?」と呆れられ、30分ぐらいでそっちに向かうと言われた。
こんな何もない所で30分・・・、しかも多分50分ぐらいは待つことになるだろう。。
私のバイクは何ともないので、午前中のロスもあるし、一人で周りたい。。。
「じゃ、ここから私一人で行くね! ホテルのスタッフ来るから! 私が一緒に待ってても何にもならないし」
と、言いたい!! 言って一人で観光を進めたい!!
・・・しかし、ここで見捨てたら、日本人は白状な奴だと思われてしまうだろう。。
お節介でお人よしな日本人は一緒に待たねばならない。。。
今日の旅、凄く楽しいって言っててくれたし。。。
ていうか、彼らは英語ができないし。。。
あー、こんなことならやっぱり一人で周れば良かった~~~!!(>_<)
なんでこんな不便な所でパンクするんだよ、バカー!!
私が不機嫌になりたいところだが、イースン達が「なんでこんな所でパンクするんだ! 全くミャンマーのタイヤは・・・!」と、既に不機嫌なので、私は複雑な心境で、薄ら笑顔で対応するばかりである。
先に行ってくれていいよ! とか言ってよ・・・。
そうして45分ほど後、ホテルスタッフが代えのバイクに乗ってやってきてくれ、ようやく先に進むことができた。
ふー。
途中で入ったとこ。
途中で上ったとこ。
寄り道をしながら、ニューバガンに到着し、
川沿いにある寺へ。
川が綺麗に見える。
イースンは興奮して、写真を撮るまくる。
ミャンマーの恋人達が川を見ながらベンチに腰掛けている。
そうして写真を撮っていると、雲行きが怪しくなり、ザーッと雨が降り出した。
建物の中に逃げ込むも、すぐにあたり一面が浸水。。。
雨にぬれそぼる仏塔。
なんと! 仏塔から排水している!!
中の構造、どうなってんの!?
そうして雨がやむまで待つ・・・も、全然雨がやまない。
イースンは、手を広げてお尻を突き出すような面白いポーズをして雨をバックに写真を撮っている。
本当にこの夫婦は、トラブルメーカーであり、コメディのように面白すぎる。。。
暗くなってきたらヤバいし、雨の中カッパをかぶって帰ることに。
土砂降りの雨の中をeバイクまで到着し、乗って出発!!
・・・と、道路がありえないぐらい浸水してる!!
小さくて流れの早い川ができていて、その川を越えなければならない。
幅は2mほど・・・ちょっと、こんなのバイクで渡れるの!?
流されそうなんですけど・・・!!(>_<)
しかし超えなければ帰れないのだ。意を決して、ゆっくり進む・・・!!
渡れた!!
続いて2人乗りのイースン夫妻も川を渡る。
彼らは2人乗りなので重さがあるから、流されることはないだろう。
とにかくニューバガン全体が浸水。
道路が川のようになっていて、できるだけ浅いところにあたりをつけて走る。
怖い!! マジで怖い!! これ凄くヤバくない!?
あまりに道路の水が凄いので、写真を撮りたかったけれど、カメラを出せる状況ではない。
そう恐怖にかられながら、なんとかニューバガンを抜け、慎重にゆっくりバイクを走らせながら、たまにイースン夫婦を振り返りながら、無事にホテルまで帰りつけた。は~~~~。。。
そして、やっとトラブルメーカー夫婦、イースン&チンジュと解散。
もうほんとこれ、最初から自分のペースで行ってたらこの雨にはあわなかったよ!!
まだ他にも2箇所ほど行きたい所あったのに、、もう時間的にも無理だし。。。(涙)
イースン夫婦は夜のバスで移動するので、もう会わないだろう。
私が世話をしていただけのような感じだけれど、無事に帰ってこれたし、これもまた強烈な思い出だよ、よい旅をね!
さて、やっと一人になれた。。。
町中で行ける所は・・・とガイドブックを開く。
Tanaka Muzeum
タナカ博物館
ミャンマーの女性や子供が日焼け止め&お化粧としてつけているタナカの博物館。
来てみたかったんだよね! ここ!
入り口を入ると、スタッフらしき女性がいたけれど、無表情で無言、う~ん。。。
博物館と言っても、学校の教室4個分ぐらいのスペースで、タナカの歴史やタナカの木、タナカを削る台座が置かれている、小さなものだった。
タナカの木にも何種類かあって、生息している地域の地図もあった。
タナカの木も置かれていて、自分で削って体験できるようにもなっていた。
ここに来て、パックや石鹸で愛用していたタナカパウダーについて、また知識を深めることができました♪
(タナカパウダーはスー屋にて好評販売中)
さて、次はマーケットの方へ行ってみようかな、とバイクを走らせると、ホテル横のレストランから笑顔で手を振ってくる人が。
あれ! イースンとチンジュだ。
うーん、まだまだ縁があるようである。
マーケットに行くのをやめて、店でバイクを停める。
Shwe Moe Restaurant
シュエモー・レストラン
イースン達は、早めの夕食を終えたところで、私が注文している間に、今度こそ最後のさよならを言って出て行った。
本当にコメディのような夫婦だった。。。
さて、私は、地球の歩き方に「エビカレーが絶品」と書かれていたので、それを注文するも「ない」との返事。
またこれだー。。。ミャンマーのレストラン、ガイドブックに掲載されていても、ないメニュー多すぎるよ!
ということで、チキントマトカレー3500K(約400円)とライムジュース500K(約60円)を注文。
チキントマトカレーはまぁまぁだけど、ライムジュースがイケてなかった。
夕食を終えると、もう疲れたので、素直にホテルに戻り、eバイクを返却。
部屋に戻って、冷蔵庫内ミニバーのミャンマービール1000K(約120円)で最後のバガンの夜を楽しんだ。
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