朝6時前に起き、準備を整え荷物をまとめる。
昨日、お寺でもらった、どうしていいか分からないお坊さんのブロマイドやらを、部屋の机の上に置いていく。
そして荷物を持って7時にチェックアウトし、そのままシュエタウンターンホテルの食堂へ。
シュエタウンターンホテルの無料の朝食。
ここの朝食はおいしいと、ネットで色んな人が書いていたので、期待していたけれど、フルーツが少し多いというだけで普通じゃないですか。。。
まぁ、ロイヤルゲストハウスより少しいいかな、という程度。
部屋がイマイチだったので、せめてここの朝食を楽しみにしていたけれど、やはりここにもう用はない、モンユワは1泊で充分だ。
さて、朝食を急いで食べて、7時半にホテルの前に行く・・・も、ピエール瀧が待ってないやないか!
今日は時間がないから、早めに来て7時から待ってるとか言ってたくせに・・・!!
・・・本当に来るんかな。
携帯に電話をかけるも、出ない。
早く出ないと時間ないのに、、、オロオロあわわ。。。
不安になりつつ、携帯に電話をかけたりしつつ、待っていると、10分ほど遅れてきたーっ!!
遅いよっ! ・・・って、はれ? トゥクトゥクに既にお客さんが乗ってますけど。。。
町中までお客さんを乗せてきたのかな??
「はっはっは、これ、俺の娘ね。あっちは妻。一緒にポーウィン山行ってもいい?」
私の貸切のトゥクトゥクに娘と妻を連れてくるなーっ!!(笑)
家族のピクニックじゃないんだぞっ!!
人の金で一緒に家族旅行するなっ!!
「はっはっは、いいじゃないの、フレンドフレンド~。フレンドいた方がいいでしょ?」
おまえなぁ・・・(苦笑)
「フレンドいた方が楽しいよっ☆ ね、駄目? 駄目?」
ははは、、、調子いいなぁもう。まぁ、、断る理由もないし、いっか。
ということで、ピエール瀧と娘のニェンスーちゃんと奥さん。
さて、トゥクトゥクに私の荷物を積んで、私も乗り込んで、ポーウィン山へ出発~!
トルルルー。
って、あれ? 奥さんは自分のバイクに乗って、どこかへ行ってしまった。
なんだ、一緒に来るのは娘さんだけだったのか。ちょっとホッ。
トルルルー。
トゥクトゥクはモンユワの町を北上。
そして10kmぐらい走った所でやっと川を渡る。
あれ、、、川ってこんな遠くでしか渡れなかったの・・・?
道の途中にはテントがはってあって、人が住んでる!?
貧しすぎて家を借りるお金もない人達なんだろうか。。。
難民キャンプみたい。。
また川があって、橋があった。
しかも細い!
ひぇ~!! しかもウーベイン橋みたいに、木でできてるぅ~!!
車何台も通って大丈夫なの!?!?
向こうから来たバイクとスレスレですれ違う。お、恐ろしい。。
川を見ていると、あっ!!
凄い広い草原を、頭にデカい籠のせて歩いている人がいるっ!!
何を運んでるんだろう・・?
トゥクトゥクはひたすら何もない荒野を走り~、
砂利が積み上げられた道路を走り~、もうすぐ到着するだろうと思っているのに、なかなか着かない。
ガイドブックには川を渡ってから40分と書かれていたので、1時間ぐらいで考えていたのに、なんと1時間半もかかった。。。
後で地図で見ると、船で川を渡るのと、橋で川を渡るのとでは25kmぐらい違いがあった!!
ひぇ~~~、こりゃバイタクに乗ってたら死んでたよ。。。(汗)
トゥクトゥクにしてラッキー。
そうしてポーウィン山到着~。
外人のみ入場料2000K(約240円)
階段を上っていきまーす。
ピエール瀧は、私のリュックも一緒に運んでくれてます。
ほんと、トゥクトゥクにして良かった~。
階段を上りまーす。
えぇっ!! 前のお姉さん達(中国人観光客?)が、凄い厚底サンダルでこんなとこ来てます。
そこかしこに、野生の猿もたくさんいます。
猿の餌用のピーナッツも売られていて、それを買うと、猿がたくさん寄ってくる。
猿に物を盗られないように、注意しないと。
岩にはたくさんの横穴が空いていて、
穴の中には、仏像が寝ていたり並んでいたり、空だったりもする。
ピエール瀧とニェンスーちゃんは、仏像があるごとにお参り。
そしてたまに寄付して金箔を貼ったりも。
ミャンマーの人の信仰心はとにかく凄い。。。
かわいいレリーフがあったり、
動物のオブジェも。
そんな中、思わず通り過ぎようとして、よく見たら、なんだここ!
凄く壊れているけれど、動物達がお尻を向けている??
前にまわって見たところ。
かなり壊れている・・・。
あっ、これは菩提樹!?
多分ブッダが悟りを開いたところを表現していたんじゃないの?
ブッダの像は盗まれたようですけど・・・。
ここ、壊れてなかったら、もっと面白かっただろうになぁ~。
そうして歩いていると、「一緒に写真撮ってもいい?」と、声をかけられた。
ふふ、インドに続き、ミャンマーでもモテモテか!?
「ハイ、せっかくだから、この花輪も一緒にかぶって」
ヤッター!!
ここに観光に来ている、たくさんの女性の皆さんが花輪をかぶっていたので、気になっていたのだ。
かぶれるなんて、ラッキー☆
この花輪は本物の花で作られていて、とってもカワイイ☆
ハイ、パチリ☆
このお姉さんは、帰り道で私がトイレに行きたいと言うと、一緒に連れて行ってくれ、トイレ代まで払ってくれた。ありがとう!!
帰り道で、猿につかまるニェンスーちゃん。
ということで、ポーウィン山終了~、かと思いきや、「もう一箇所行きたい?」との質問が。
え! まだ行けるとこあるの!? そりゃ1時間半もかけて来たんだから、行けるなら行きたいよっ!!
トルルルー、と、トゥクトゥクで10分ほどで次の場所に到着。
なにここ! 面白そう!!(>▽<)
岩壁の階段を下りる。
今、通ってきた階段。
岩を削って作られてる!
そして、カワイイ町並みのような、、これも岩削って作ってある!
寺院も岩。
お坊さんが並んでいて、
お坊さんの足元に花を掲げた小さい人がっ!
金箔を買って貼る、ニェンスーちゃん。
あっ! あんな所にチャイティヨーのゴールデンロックがっ!!
一足お先にゴールデンロックにタッチ☆
(チャイティヨーの本物には女性は近づけない。)
ゴールデンロックの下には、大きなゾウの彫り物が。
これも岩を削って作られている。
こうやって写真を撮ると、岩を削ったものとは思えない!!
大きい黄金のカエルいた~☆
おぉっ! これもそのまま岩から削られている!!
私達が通りかかると、お坊さんが電飾ライトのスイッチを入れた。
それ、重要なんだ?(笑)
なんだか子供の夏休みの画用紙に描いた絵のような色合いの壁と仏像。
こっちは入賞の方の絵(笑)。
はい、それではモンユワへ帰りまーす。
まわり、ほんとなーんもないでしょ。
ガソリンが少なくなったので、持参のガソリンを途中で補給。
ガソリンが心配だったけど、これなら無事にモンユワに帰れる。
そうして1時間半後にモンユワに到着。
「おなかすいたので食堂に連れて行って~」と言うと、
このお店に連れてきてくれた。
100%地元民。
ガイドブックの写真を見せながら、注文したのは、ココナッツミルク麺こと「オンノゥ・カオソエ」
500K(約60円)
さすが、安い・・・!
味は、まぁまぁ。
しかし、量が少ないのでこれでお腹ふくれないな~、と思っていると、私の心を読んだかのようにピエール瀧が、「次は何食べる?」と聞いてきた。
うーん、とガイドブックを見ながら考えていると、あれ? 朝別れたピエール瀧の奥さんがやってきた。
そして、厨房で働き始めたじゃないの。
あれ! ここで奥さん働いてるの!?(笑)
「いや、違う、ここ友達の店で、ちょっと手伝ってるだけ」
へー、そうなんだ。
ガイドブックに載っている写真を次々指差して、店で作れるものということで、次はこれになった。
マンダレー・ミーシャイ 600K(約70円)
汁がほとんどなくて、なんか、きなこのような粉がかかっている。
麺にタレを絡めて、上に薬味を乗せて食べる。
味は薄くてよく分からないけれど、まぁ食べれる。
ピエール一家とパチリ(笑)
ちなみにピエール瀧に似ているので、ピエール瀧とブログには書いてきたけれど、彼の名前は「ユー・ティー・ハー・ニィエン」さん。長すぎて覚えれません。
英語も話せて、顔出しOKの許可をもらったので、ここに連絡先を載せておきます~。
携帯 09-400451381
モンユワの町のトゥクトゥクドライバーで、20,000K(約2400円)でポーウィン山往復してくれました!
(皆さんのブログを見ると、相場は30,000Kらしいです。)
英語が通じるので、携帯に電話して、ホテルまで迎えに来てもらったり行きたい所に連れて行ってくれると思いますよ!
ご飯の後は、ニィエンスーちゃんと奥さんとさよならをして、ピエール瀧のトゥクトゥクでバスターミナルへ。
ここが、昨日ホテルで予約してもらった、バガン行きミニバンのオフィス。
ピエール瀧が全部通訳してくれて、楽チン~!
ほんと、ありがとう!!
お礼を言って、今日の代金20,000K(約2400円)を渡してさよなら。
ほんと、トゥクトゥクにして正解だった、ラッキー!!
モンユワからバガン(ニャウンウー)行きミニバン4,000K(約480円)
ミニバンは時間通り1時半に出発。
車内は満席で、エアコンがついてはいるけれど、冷えない。。
途中で電車を追い越した。
ミャンマーの電車は、車よりも遅く、多分自転車ぐらいの速さだと思う。
そうして約3時間後、バガンの下町、ニャウンウーにミニバンが入ったけれど、途中で皆さん降ろしてもらったりしている。
目当てのゲストハウスの名前が飛び込んできて、あっ!! もうニャウンウーに着いてたの!?
ここで降ろして~!!
と運転手に言ったけれど、町の中心部からは少し離れてしまった。
ミャンマーのバスは、バスターミナルまで大人しく乗っていなくても、場所を言っておけば途中で降ろしてくれるらしいのだ。
町の中心部から1.5kmぐらい離れてしまったけれど、ちょうどいい、歩きながらゲストハウスチェック!
そうして、ニャウンウーにあるゲストハウス8件ぐらいをチェックして回り、最終的に決めたのがココ!
Saw Nyein San Guest House
略してSNSゲストハウス
なんと去年できたばかりで、めちゃ綺麗!
しかもローシーズンのため、30$の部屋が18$!
選べる7~8種類もの朝食付きで、エアコンにホットシャワー。
自家発電装置もついてるし、冷蔵庫のミニバーも安い!!
タオルやアメニティも毎日交換してくれて、ドライヤーに全身鏡まである!
ネットにも出ていないし、日本人は私で8人目だとか。
やっぱり自分の足で探すといい所に出会えるなぁ♪
ちなみに、このゲストハウスの目の前に、日本人に大人気のピンサルパというゲストハウスがあったけれど、ここに比べると施設もかなり古くてシーツも古そうで、なんで日本人の皆さんはあの宿に泊まるのかと不思議でならない。
一息ついたら、スカートをジーンズに履き替えて、ゲストハウスで自転車を1000K(約120円)で借りて、スタッフに夕日のおすすめパゴダを聞いて、バガンへレッツラゴー!
チャリチャリ~。
人が全然いない。
日本のガイドブックには掲載されていない、夕日スポット、ブレティパゴダに到着~。
時間は6時半ごろ、皆さん夕日を見に、既にスタンバイしています。
バガンに来たぞー、イヤッホーイ!!
夕日に照らされるバガン・・・って、、、厚い雲で夕日出ず(涙)
ブレティーパゴダからのバガン。
凄いでしょ、このパゴダ(仏塔)の数!!
いや~、バガンは絶対に来なきゃならんですね~。
なんなんでしょうねー、ここ。
夕日も出ないので、パゴダの上でウロウロしていると、ポーズをつけている男性発見、女性がパゴダの下から写真を撮っている。
面白いので、こっそり後ろから私もポーズをつけて写真に参加すると、それを見た男性、「面白い!」と、喜んで一緒に写真を撮った。
ノリのいい男性はイタリア人のミケーレ、下から写真を撮っていた女性はスペイン人のベアトリス。
5分ほど、自己紹介や旅の情報などを聞き、連絡先を渡して別れた。
帰りにシュエズィーゴォン・パヤー(Shwezigon Paya)に寄り、ライトアップされたパゴダをパチリ☆
そしてSNSゲストハウスに戻った。
綺麗でクーラーのある部屋、最高~☆☆☆
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