昨夜泊まったYangshuo Backpacker Youth Hostelの無料の朝食を、朝の8時からいただく。
あげパンぽいのと、蒸しパンぽいのと、ニラ入りパンぽいのと、月餅とフルーツ。
宿代が32元(約500円)と考えると、無料でこの朝食は豪華だと思う。
でも、味はイマイチだったけれど。。。
あと、冷たい水がなく、アッチッチのお茶をもらえます。。
さて、今日はレンタル自転車で南の方へ観光!
レンタル代 1日20元(約320円)
陽朔(ヤンシュオ)の郊外の見所で自転車で行けるのは、南の方で、気力がある人は西の方も行くって感じかな?
陽朔からツアーも色々あるみたいなので、日数に余裕のある人は2~3泊して楽しむのがいいと思います。
広い道を南へチャリチャリ~。
一本道なので、道に迷うことはありません。
ただ、砂埃が舞うので、マスクをして自転車をこぎます。
また、日差しが強いので、サングラスや帽子もあるとグッド。
しばらくして横にあった、蓮の畑。
中で写真を撮るにはお金が必要だったので、中には入らず横目でチャリチャリ~。
橋を渡りまーす。
橋からの眺めがいいっ!
自転車を停めて、パチリ☆
ホステルから自転車をこぎはじめて約40分後、観光スポットっぽいの発見。
ん? 大榕樹景区? ガイドブックにあるガジュマルの木かな?
とりあえず切符売り場でいくらかチェックしよう。
バンヤンツリー(ガジュマルの木)が19元(約300円)・・・で、月亮山が14元(約220円)・・・と。
ん? ジョイントチケット30元(約480円)がある! それにしよう!
ジョイントチケット30元(約480円)購入。
上が月亮山、下がガジュマルの木。
中に入ると、右側に馬が。
軽くホーストレッキングもできるみたいです。
蓮の畑を横目に歩いて行くと・・・
ありました・・・! が、、、えっ! これだけ!?
樹齢1500年で、確かに大きいんだろうけれど・・・300円でこれだけか。。。
正味、3分ぐらいで終了~。
これなら金沢の兼六園の方が入場料500円で、1時間ぐらい楽しめるけど!!
ガジュマルの木の前には池があり、イカダで向こう側へ渡れるようになってます。
しかし、3分で終わっちゃうなんて、、これ無料で開放するレベルだよ。。。
まぁ、メインはここじゃない! 気をとりなおして先へ進む、チャリチャリ~。
15分ぐらいで月亮山の麓到着~。
月亮山だっ!!
すごーい! どうやってあんな穴開いたのかな!?
それじゃ、山登り開始~!
月亮山の地図。
ほぼ一本道です。
寄り道せずに、頂上目指すことにしよう。
階段をてこてこ。
階段をてこてこ・・・って、この急な階段いつまで続くのー!?
ってぐらい、頂上まで急な階段しかありません。。
キツい、これはキツすぎるっ!!
ハァハァ・・・死ぬー死ぬー・・・うぁぁ・・・あっ!
頂上だー!! 頂上が見えたぞー!!
登り始めてここまで約30分。
(多分、私は早い方かと思います。)
頂上からの眺めは最高~!!
これが穴の部分を下から見たところ。
一体どうやってできたのかなぁ?
誰かが削ったのかな??
と、実はここからもう少し先に行けます。
頂上にいた、飲み物売りのおばちゃん達が教えてくれました。
てこてこ。
穴の裏側に出ます。
こっちの方がよく見える!
うわ~、凄い山々!
さて、帰りは寄り道ルートを歩き、下山。
特に大したことないので、時間がない人は頂上だけでいいと思います。
それじゃあ帰るかな・・・とチャリチャリ行くと、ホステルでもらった地図(パンフレット)の発行元、金水岩があった。
洞窟か・・・。いや、今日はもう目的果たしたし、遅くなると嫌だから、帰ろう。。。
一旦通りすぎるも、1時間ぐらいなら余裕あるので、やっぱり寄ることに。
ライトアップがドギツいと評判(?)の中国の洞窟を1つぐらい行っておかねば!
実は私は、結構洞窟が好きなのだ!
金水岩ことGold Water Cave 45元(約700円)
入口には地図と写真で紹介。
泥風呂もあって、入れます。(別料金)
洞窟の中は、個人では入れず、ガイドさんについていきます。
他の中国人旅行者20人ぐらい集まって、やっと中へ。
ここが洞窟の入口。
釣鐘があって、怪しい雰囲気から始まります。
っていうか、ヒー!
ライトアップが毒々しい!!
悪魔のはらわたの中のような・・・!?
鍾乳洞自体は素晴らしいのに、完全に自然の良さを殺しています。
もう、色合いが火曜サスペンス劇場。
火サスになれる中国の洞窟。
RPGゲームのラスボスのダンジョンの中のよう。
中国らしく、洞窟の途中にお土産屋さんまであります。
つり橋もありました。
泥風呂に入っている人もいました。
最後にまたお土産屋さん(お酒?)があって、洞窟探検終了~。
入口から始まって40分ほどでした。
色がドギツすぎて、どこを見ていいのやら目がチカチカしましたが、結構面白かったです。
でも、1回見たら、他の洞窟は、もういいかな。。。
あぁっ、自然の色は目に優しい~!!
さて、帰ろ、チャリチャリ。
私が暑い中、帽子も被らずにチャリチャリこいでいる中、人民の皆さんはスイスイと屋根付電動バイクで追い越していきます。
キャノピー(ピザの配達に使われるような屋根のあるバイク)だと値が張りますが、これなら手軽に設置できて良さそうですね~。
(実は結構羨ましかった。)
あぁっ! なんだあれは!!
行く時には気づかなかった、巨大な蛾が山に貼り付いているっ!!
うわあっ、行ってみたい!! 行ってみたいけれど、もう時間に余裕がない!!
ヤンシュオには結構面白い所がたくさんあるみたいなので、今度来る機会があったら、もっとゆっくりしよう。
涙を飲んでチャリチャリ。
適当なお店に入り、遅めのお昼 15元(約240円)
写真で見た時は、おいしそ~! と思ったのに、麺はただの湯につかっているだけでスープの味なし。
中国ってこういうスタイルなの??
食後は、コーヒーを飲もうかとカフェを探すも、お茶メニューはあるのに、コーヒーがない!?
仕方ないので、ミルクティーにエッグタルト&パン購入。
カフェでしばし休憩した後、ホステルへ戻ってレンタル自転車を返却。
受付に預けていた荷物を引き取って、バスで今夜の宿へ移動。
Yangshuo Sudder Street Guesthouse(东院弥香客栈)
6人ドミ女性用 30元(464円)
街中より少し北の方にある、新しいホステル。中心部まで徒歩20~30分。
プールあり、オーナーの奥さんが日本人女性。
洗濯機無料、レンタル自転車午後5時以降無料(通常時10元)。少し遠いけれどオススメ!
チェックインして鍵をもらい、6階の部屋へ。
(階段なので、ちょっと厳しい。。。)
窓際の下段、一番いい場所だった!
ヤッター! この旅初めての当たりベッド!!(>▽<)
個人用ロッカーも大きい。
窓からの景色がいいっ!!
窓から下のプールが見えた。
気持ちよさそ~!!
まさか中国がこんなに暑いとは思ってなかったので、水着は持ってこなかったのだけれど、あんな素敵なプール、入りたいっ!!
短パンとTシャツで入ってもいいかな・・・?
受付で聞くと、オッケーだったので、いざプールへ☆
うぅ~ん! 開放的で、水温もちょうど良くて気持ちいい~!!
30分ほどプールを満喫し、シャワーを浴びて着替え。
屋上の無料の洗濯機で、洗濯。
洗濯している間、ラウンジで軽食。
さっき買ってきたパンをモグモグ。
さて、あとは洗濯機が終わるのを待つだけ・・・だったのに、時間になって行ってみると、なんと洗濯機が脱水の途中で止まってるーっ!!(>△<)
干すだけのハズなのに、洗濯物がベチャベチャなのだ。。。
もう一度脱水だけ、、、と、中国語の洗濯機を操作するも動かない・・!!
夜はショーを申し込んだので、迎えが来る前に洗濯を干さないと駄目なのに!!
何度も操作しても動かなかったので、ラウンジでスタッフと食事中だった日本人女性オーナーさんに助けを求め、わざわざ6階まで来てもらったら、なんと動いていた。。。なんでよー!!(>_<)
オーナーさんによると、誰かが途中でフタを開けたりすると、自動的に洗濯機が止まるらしい。。
誰だよ途中で開けたのっ!! 洗濯機6個もあるのにっ!!(>△<。
とにかく、急いで脱水が終わるのを待ち、焦りながらもアワアワと干し終わって玄関へ行くと、既にショーの迎えのドライバーが来ていて、「ソーリーソーリ!!」と、車に飛び乗った。
ドライバーからは、「迎えに来てるのはお前だけじゃないんだよっ!!」というような中国語で怒られた。。。(実は迎えの時間より5分早く玄関に到着していたのだが。。)
そして、それぞれのホテルから客をピックアップして、ショーの会場へ。
私以外は全員中国人だったので、ヤクザみたいな怖いドライバーだったけれど、私が迷わないように気をはってくれていた。(見た目は怖くて運転も荒かったが、いい人だった。)
印象劉三姐ショーの会場入口。
中国の有名な映画監督チャン・イーモウ氏が演出したショーです。
氏は北京オリンピックの開会式の演出もした人です。
ドライバーについて、入口横でしばらく待機し、別のおじさんに交代して中へ誘導されました。
そこでもらった入場券。B2区という一番安い席です。
ちなみにこのショーは、昨日のホステルで175元(約2700円)で予約しましたが、実際の窓口の金額は230元(約3600円)になってました!!
このショーを見たい人は、会場で直接買うより、ホテルや町中の代理店で予約した方が安いかもです!
参考までに、この日の会場での金額:
A1区 680元
A2区 480元
B1区 320元
B2区 230元
会場の中に入る時、他のホテルから一緒に車に乗ってきた中国人団体のおばさんが中国語で私に話しかけてきたけれど、言ってることがほとんど分からず、「哪国人?(ナーグォレン? なにじん?)」と聞いてきたので、「日本人(リーベンレン)」と答えたら、「小日本!(笑) 小日本人!! アッハッハ!!」と大声で笑われて、私は凍りついた。。
※小日本(シャオリーベン)とは、日本に対する蔑称で、「ちっさい日本」「ケチ日本」という意味。Wikipedia
ひ、酷い!! 一人旅の女性にこんなこと言うか!?
これは逆に例えれば、一人旅の中国人女性に、日本人のおばさんが「どこの国の人? チャンコロ! チャンコロか、アッハッハ!!」というようなものだ。でもそんなこと言う日本人のおばさんは実際にいないし、もしそんな事を言う人がいたら、周りは一瞬にして凍りつくだろう。(中国では、凍りつくどころか、周りの人はニヤニヤしてるし。。)
しかも、この50代後半ぐらいのおばさんは、身なりも綺麗にしている美人で、まさかそんな事を言うとは一寸も思わなかった。
今まで出会った中国人はいい人ばかりだったので、かなりのショック。。。
このお陰で、もうショーを楽しめる気分ではない。。。
しかも、ドライバーが離れる時に、「この人は中国語が分からないから、皆さん一緒に連れて行ってあげてください」というようなことを言っていたのに、日本人と分かったからか、誰も注意を払うことなく、それぞれ広い会場内へと消えてしまった。。。
寂しい気持ちになったけれど、入場券見れば席書いてあるし、一人で行けるけどね。。
はー。
そしてほぼ満席の会場内。
ショーが始まった。
約1時間ちょいのショーは、そこまで感動するというものでもなく、まぁこんなもんかな。
派手なダンスとかマスゲームみたいなものを期待していたけれど、基本的にズラズラ歩いたり水の上をボートでスィーと移動したり。
人数が多いのは分かるけれど、一番安い席で3000円は正直高いと思う。
しかも、ショーが終わる手前で周りの中国人が席を立ってゾロゾロ帰って行くので、最後の方の雰囲気も興ざめ。。大人しく最後まで座って見てよ。。
私の周りの中国人は全て席をたってしまい、私だけ帰りの車に置いていかれると非常に困るので、終了の表示が出ると同時に急いで駐車場へ。
ドライバーは、私に「面白かったかい?」と中国語で聞いてきたので、「ハオ(はい)」とだけ答えて、ホステルで降ろしてもらった。
本日の移動ルート
【自転車(20元)】ホステル→ガジュマルの木→月亮山(30元)→金水岩(45元)→昼食→カフェ→ホステル
【バス(1元)】南のホステル→北のホステル
【送迎】印象劉三姐ショー(175元)
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