レスターシティ、キングパワーのオーナー、ヴィチャイ氏のお葬式に参列

「タローさんの両親が乗った可能性のあるヘリコプターが墜落したらしい!」

10月28日の朝、起きるとジョー君がスマホを見ながらそう言った。

イギリスのサッカーチーム、日本の岡崎慎司選手も所属する「レスターシティ」のオーナー、ヴィチャイ氏を乗せたヘリコプターが10月27日の夜、試合終了後にスタジアム横の駐車場に墜落し、5人の方が亡くなられました。

この朝のニュースの時点では、「5人」というだけで、詳細は分からず、実際にオーナー夫妻が乗っていたかどうかは不明でした。
その後、ニュースは更新され、オーナーと、タイ人スタッフ2名、他パイロット2名だったことが判明。

タローさんは、ヴィチャイ氏の長男で、ジョー君の同級生。
(メディアによく出るのは弟さんの方。)
バンコクで結婚式に参加 タイで5番目のお金持ちに出会う

ヴィチャイ氏は、この前結婚式に参加した時に、一瞬会場に現れ、遠目で拝見しました。
笑顔が素敵な方でした。

当初の予定では、私はもう日本に帰っていたのだけれど、飛行機の都合で、もうしばらくタイにいることにしたので、ジョー君と一緒にお葬式に参列してきました。

写真

写真はコンビニで見つけた、お葬式の新聞記事。

※お葬式会場では、マスコミ以外の一般の人が写真を撮ることは、堅く禁じられていたので、残念ながら写真は一枚も撮っていません。。

バンコクのお寺でお葬式

お葬式の会場は、フアランポーン駅のすぐ西にある、Wat Thep Sirin Thrawat(ワット テープシリン タラーワート)。

結構大きなお寺だけれど、旅行者にはほとんど知られていませんね。
私も初めて知りましたが、王室火葬場があるそうです。

お葬式の日程

ヴィチャイ氏のヘリコプターが墜落したのが10月27日の夜。
そしてお葬式は、11月3日から一週間ほど続くとか?
11月3日は、政府の要人など特別な人のみ、
11月4日は、いわゆるお葬式で、レスターシティのメンバーや、私たちも参列しました。

礼服がない

さて、お葬式に参加するのに、、ジョー君は礼服を持っていない。。
ていうか、今まで参加したお葬式は一体何を着ていたのか。。多分、ジーンズに黒のポロシャツとかだろう。。

ていうか、、タイ人の葬式って、、黒色であれば、別にいいらしい。。ていうか、紺とかでも別にいいっていうか、、確かにジーンズの人もいた。。さすが未開の国。

しかし、今回は、タイで5番目にお金持ちだったキングパワーのオーナーのお葬式であり、適当な服装は許されないだろう。(と、私は勝手に思っていた。が。。)

なので、前日にアウトレットに行き、黒パンツ(2300B)、黒ネクタイ(1500B)、白シャツ(1500B)を購入。(50%Off)
本当はスーツセットで買わせたかったけれど、持っている黒ジャケット(ちょっと軽め)で大丈夫と言うので、心配しつつもそれを着用。

なんとかサマになった。
これで恥はかかずに済むだろう。

私は、日本から礼服用にとツーピースを持ってきていたので、それを着用。
ただ、黒のローファー、パンプスを持っていなかったので、適当に安いの買おうと思ったら、持っているカジュアルなハイヒールサンダルでも大丈夫というので、ヒヤヒヤながらそれを履いて行った。。

午後5時半、実際に会場に到着したら、ほとんどの人はきちんとした礼服であるけれど、一部の人は、黒服に白い縞がはいっていたり、50代あたりの女性がでっかいリボンを頭につけていたりだとか、おかしい人もいた。

ジョー君の同級生は、タローさんに近しい30人ぐらいが来ていたけれど、その中でも、グレーのスーツの人、ジャケットなしの黒シャツ黒ネクタイの人、そして最も驚いたのは、黒ジャケット黒Tシャツ(ネクタイなし)、紺のジーンズ、黒のスニーカーという人だった。。

タイの葬式、ヤバすぎる。。
そして、その黒Tシャツ紺ジーンズ、黒スニーカーの人は、貧乏かと言うとそうではないらしく、腕には90万バーツ(約約300万円)のロレックスの時計なんかしている。。

いくらお金持ちでも、葬式に参加する格好を知らないというのは、なぁ。。

お葬式前に食事

お葬式の前には、無料の食事が何種類とふるまわれ、自分たちで好きなものを取りに行く感じ。
カオマンガイやスープ、焼き鳥や揚げ団子、各種ジュース、アイスクリーム、デザートなど。
私はあまりお腹が空いていなかったので、ほとんど食べませんでした。

お葬式が始まった

食事の後、6時半ごろから会場への移動が始まり、私たちは本堂の横にある60人ぐらいが座れるガラス張りの個室へ。

個室には、テレビがあり、本堂の様子がリアルタイムで流れている。

私たちの個室の後ろにも、ガラス張りの個室があり、そこは100人ぐらいが座れるようになっていた。
驚いたのが、そうして待っている間、スマホでゲームやラインをしている人が結構いたこと。。
格式ある葬式でも、タイ人はこうなんだ。。

しばらくして、本堂には、王女様がお見えになり、その時は全員起立。
お坊さん4人のお経が15分x4回ぐらい、と1時間ほど続いた。

中の様子は、ずっとリアルタイムで放送されていたけれど、お経の間、ほとんどの人が手を合わせているのに対し、王女様は一度も手を合わさず。
たまにキョロキョロと横を見たりして、退屈そうにも見えました。。

タイは仏教国と言えども、王室は国民の手前、手を合わせたりはしないのかな、、、と疑問。。

そして最後にびっくり仰天したのが、遺族5人(奥さん、娘2人、息子2人)が王女様の足元にひざまづいて頭を床にすりつけたこと。。

お葬式に参列

4日のお葬式には、岡崎慎司選手を含むレスターシティのメンバー、シンハ(ビール)のオーナー、カシコーン(銀行)のオーナー、ブリラムユナイテッドのオーナーら、そうそうたる面々も来ていました。

王女様が去られる時は、再び全員起立。
その後、私たちの個室にスタッフの人が来て、参列の時間は8時半からと伝えられた。
お経が終わったのが7時半だったので、また1時間待たねばならない。

待っている間、「THE POSSIBLE MAN」と題された、ヴィチャイ氏のメモリアルビデオが繰り返し流れた。

しばらく、また食事の場所へ戻り、飲み物を飲んだりトイレへ行ったり。

そして、8時半になったので、葬儀の本堂へ。

花がたくさん飾られ、ヴィチャイ氏の写真(多分、レスターのスタジアムで撮ったもの)の前に、10人単位で横並び、手を合わせた。
手を合わせた後は、振り返り、カメラマンから写真撮影。

葬式でも、参列客用にカメラマンが待機しているとは。。

そして、撮影後、本堂入口に立っていたタローさんに、ハグした。

「Feel so sorry..」と私が言うと、「アリガトウゴザイマス。。」と日本語で答えた。

ジョー君ら同級生も、みんなタローさんにハグして、言葉をかけていった。

特別待遇

入口から出ると、この時は、なぜか女性のみ引き出物を貰えた。

写真

女性のみが貰えた引き出物。キングパワーの袋入り。

写真

パンとチョコレートマフィン、
ココナッツまんじゅうゼリー?
フルーツ

多分、一般客用の引き出物。

さて、これで帰るのかな?
と、思っていると、タローさんが葬儀場から出てきて、同級生の皆さん(30人ほど)と一緒に写真撮影。

このお葬式では、一般の人の写真撮影は一切禁じられていたのだけれど、タローさんのご学友だけは特別。

自分のスマホでも撮影オーケーだったので、ジョー君のスマホでも撮影。
ただし、SNSにアップするなどは一切禁止。

それにしても、、ほんと、どこでも写真撮影するんやなぁ。。

この特別撮影会が終了すると、タローさんは中へ戻っていき、ご学友の皆さんが帰ろうとすると、今度は別の引き出物をくれた。

写真

化粧箱入り。どうやらVIP用の引き出物?

写真
写真

・まい泉のとんかつ(えびサンドイッチ、とんかつサンドイッチ)
・137ディグリーズ 無添加ナッツ飲料
・やたらとコシの強いゼリー
・よく分からない小粒ドーナツ(味はイマイチ)

写真

「友情」というタイトルの本。
中にはいい言葉などが、写真と共に書かれている。(タイ語&英語)
警察のえらい人が編纂したらしい。

写真

仏像のチャーム。
これが、一番どうしていいか分からない。。
けれど、将来高く売れるかもしれないとかなんとか。(←オイ。)
※高僧の念が込められているため。

タイのえらい人のお葬式

今回は、タイで5番目のお金持ちだった方のお葬式に参加、という特別な体験でした。
こういった社会的な有名人や、位の高い方のお葬式だと、タイでは王室から火を分けてもらうそうです。

なんかオリンピックの聖火みたい。

そして、火を分けてもらった遺族は、その証(?)として、白い軍服のような衣装を着るそうです。
今回、タローさんと弟さんが、白い軍服のような服を着ていたので、オヤ? と思い、ジョー君に質問したら、そう教えてくれました。

写真

この新聞の写真、タローさんと弟さんは、真ん中の男性の右後ろ側に写っている。

ヴィチャイ氏について

最後に、亡くなられた、タローさんのお父さん、ヴィチャイ氏について、少し書きたいと思います。

1989年にキングパワーを創業。
2010年にレスター・シティを買収。
2015~16年シーズンに、レスターシティがイングランド・プレミアリーグで優勝。

2018年フォーブスのタイのお金持ちトップ50によると、総資産52億ドル(約5900億円)で、タイで5番目の資産家。

娘さん息子さん2人ずつの4人の子供がいます。
(タローさんは、そのうちの長男ですが、マスコミにはできるだけ顔を出さない主義らしく、ニュースで顔が出るのは、ほとんどが弟さん。)

サッカーを愛し、タイでのサッカー普及に多大なる貢献をされたとか。

写真

これは、以前、タローさんが、カオヤイの子供達にと、無料で寄付してくれた、サッカーボール、レスターシティのユニフォーム、帽子のセット。

1人分で約4000B(約14000円)相当の品を10セット。

ジョー君が、カオヤイで毎週末、子供達と一緒にサッカーをプレイしている、という話をしたら、ちょうどキングパワーが地方の子供達のサッカー促進プロジェクトを実施しているとかで、タローさんが寄付してくれたのだ。

サッカーをこよなく愛した氏は、サッカースタジアム横で、メンバーやファンに惜しまれつつ、あの世へと旅立った。

「THE POSSIBLE MAN」ザ・ポッシブル・マン

棺の横にそう刻まれた文字。
ヴィチャイ氏は、全てを成した男だった。
享年61歳。


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