欲しいものがあり、タイから日本へ小包を送ってもらいました、スーです。
私は、タイにいる時に自分でも何度か荷物を日本へ送ったことがあり、料金も妥当で特に問題はないだろうと思っていましたが、今回「スマホ」や「はちみつ」を送ってもらうのに、ちょっと問題が発生したので、書いておきます。
「スマホ」と「はちみつ」を頼んだ
去年、ジョー君のお店の展示品のスマホを割安で購入した時、展示品の為、本体のみでACアダプター等の付属品がなかった。
その付属品がメーカーから送られてきたと連絡があったので、「送料出すから日本に送って」と頼んだ。
「他に何か、一緒に送って欲しいものある?」
と聞かれたので、それなら「はちみつ」が欲しい!
タイには、蜂の巣から直接はちみつを瓶に入れてくれるお店があって、カオヤイにも(チェンマイにも)あるので、それを3本ほど送って欲しい(>▽<)
あと、マカオでスマホが落下し、さらに踏んづけてしまったので、新しいスマホが欲しい。
「10,000バーツあたりで、オススメのスマホある?」と聞くと、いくつか挙げてもらった中に、「Huawei nova 5T」があった。
日本じゃ55,000円で売られているのに、タイでは35,000円!?
しかも私の大好きなHuawei!!
まさかのP30 proの後のGoogle Playが使える最後の機種!?
メモリ8GBのストレージ128GB、kirin980でカメラ5つ!?
欲しい、超絶欲しい!!
という経緯で、「スマホ」と「はちみつ」を頼んだ。
EMSで日本への国際郵便料金
Thailand Postで郵便料金を調べておく。
5kg(5000g)で、1900バーツ(約6,800円)、ちょっと高いけど、早く無事に到着してほしいし、トラッキングしたいので、EMS。
それに、重いけど、純粋なハチミツだから、出す価値がある!
タイから郵送できないもの!?
ワクワク! ワクワク!
…とは裏腹に、送ってもらう直前になって、なんか胸騒ぎがしてきた。
え、、送れる、よね? 舞い上がって調べるの忘れてたけど、送れるよね?(冷汗)
検索検索!
ヒィ~! 日本から送れる「リチウム電池の郵送条件」の国に、「タイ」が入ってない!!(>△<)
タイからの発送代行業者のページに、「携帯電話本体のバッテリーを抜いていただければ、発送可能です。」って書かれてる~(>△<)
さらに、2017年の時点で送れなかった、こんな記事が!!(>△<)
これ、完全に無理やん。。
「スマホ」も「はちみつ」も無理やん。。
てか、禁止品目のリストみたら、タイから送って欲しいものなんて、全滅やん。。
一体何送るっていうの??
「ごめん、送るの無理やから、そのスマホお店で売って。。はちみつは親戚にでもあげて。。」
あぁあぁ、なんで買う前に調べんかったー! 自分のバカーバカー!!(>△<。
「まぁ、とりあえず郵便局持って行ってみるよ」
え! マジかアンタ! さすがタイ人!!
やはり郵便局で受付拒否
郵便局へ行ったジョー君から、連絡があった。
「液体、ジェル、バッテリーは禁止だって」
やっぱり(>△<。。
おぉうおぉう。。バッテリーなしのスマホだけ送ってもらって、自分で電池入れるってのは!?
すぐにネットで検索するも、新機種すぎてAliExpressにもバッテリーが売ってない。。(涙)
いや、そんなことするぐらいなら、新品買った方が安いよ。。
結局何も送ってもらえないのか、、とうなだれていると、こんな写真が送られてきた。
DHLなら禁制品も送れる!?
なにーっ!!
DHLなら、スマホもパソコンも香水もアロマオイルも送れるのー!?(>▽<)
凄いじゃんDHL!!
ちなみにこのサービスは、2018年5月にタイランド・ポストがDHLと提携して始まった「Courier Post(クーリエ・ポスト)」というサービスらしい!
はちみつは断念。。
喜んだのは束の間、次に送られてきた写真。
「う~ん、このハチミツは送れないねぇ」と、郵便局の人が中身をチェック。
え! DHLなら液体も送れるんじゃないの!?
実は、このハチミツは、蜂の巣から直接絞ってもらった物で、外側は適当な瓶。
フタにシーリングもされていない。←これがタイなんだよ。。
つまり、正規のラベルが貼られていないので、中身がハチミツかどうか分からないし、そんな不明な液体なら日本の税関は厳しいので、100%没収されるだろうとのこと。(つまり、ラベルがあり未開封ならOK)
うぇえええ(>△<。。
没収されてもいいから、とりあえず一緒に送ってー!!
無事に届く可能性もあるし!
と言ったけど、結局説得されて断念した。。(←しかし、これを一緒に送っていたら、送料が1万円以上かかっていたので、だったら日本で適当なハチミツ買った方がいいかな。。)
DHL(Courier Post)の料金
そんな経緯で、「スマホ」と「前買ったスマホの付属品」の2つだけを送ってもらうことにした。
書類に書き込む前に、メッセンジャーで、書き方の指南を送っておいたのに、しばらくして驚愕の写真が2枚送られてきた。
送り状の写真。
えっ! スマホ代9000バーツって、何で高く書いてるの!?(>△<。
1万円以上の品には消費税がかかるんだから、できるだけ安く書くのが通常であって、高く書くって意味分からん!!
※ジョー君は、スマホ屋なので、市場価格より少しだけ安く買えるのだが、なぜか価格を切り上げて書いていた。。アホー!!
レシートの写真。
1kgで送料1660バーツ(約6000円)!?
え! それ5kgの料金じゃない!?
たった1kgでその価格おかしくない!?
すぐにネットでチェック。
クーリエポストは1kgで1660バーツでした。
これ、ハチミツ入れて5kgで送ってたら3500バーツ(約13,000円)かかってたよ。。
荷物追跡&DHLからの電話
2/6 タイのパクチョンから発送
2/7 DHLから日本の電話番号にSMSが送られてきた
凄い親切! お届け予定日は発送から6日後の2/12
このURLから追跡が見れるようになった。
2/7 バンコクに到着
2/8 香港に到着
2/9 名古屋に到着
おぉ、名古屋に着いたー!(>▽<)
とワクワクしていたら、DHLから電話が!
2/9 DHLから電話
この前、インストールした「Whoscall」のお陰で、ビクつかずに済みましたよ☆
電話の内容は、
・別送品かどうか
・別送品でないなら、消費税が2000円かかること
・DHLの手数料が1000円かかること
でした。
合計3000円払うことになりました(>△<)
- 「別送品」とは、海外旅行に行った際に、おみやげ等、個人使用目的のものを別で送ることで、20万円まで免税。
- 「ギフト」で送っても、1万円以上の品は「関税」と「消費税」がかかる
- 「DHLの手数料」は、税金の立替手数料
- スマホの関税は無税
国際小包が届いた!
2/12 小包到着!
DHLの予告通り、パクチョンから発送して6日目の受け取りです(>▽<)
念のため、箱を開封前に、全体をアルコールで拭いて消毒(^^;
※コロナウィルスがどこかから付着してやってこないとは限らないでしょ。。
「OPENED AND RESEALED BY CUSTOMS」と、周りに白いテープが貼られています。
これは、税関で開封し、中身を確認したという意味。
払った金額は2,800円
受取時に、2,800円を支払いました。
輸入内国消費税等 1,700円
立替納税手数料 1,100円
合計金額 2,800円
輸入消費税の計算方法
スマホに関税はかからないみたいで、消費税だけがかかります。
9000バーツ x 0.6(20万円以下は簡易税率) = 5400バーツ(課税価格)
1バーツ=3.5円で計算
5400B x 3.5 = 18,900円(1000円未満切り捨て)→18,000円(課税価格)
18,000円 x 7.8%(消費税※) = 1,404円(100円未満切り捨て)→1,400円
18,000円 x 2.2%(地方消費税※) = 396円(100円未満切り捨て)→300円
※消費税+地方消費税=10%(標準税率:私たちが普段意識する消費税)
1,400円 + 300円 = 1,700円(輸入消費税合計額)
※消費税と地方消費税は別で計算して、100円未満切り捨てなので、課税価格x10%=1,800円で計算するより、ちょっと安くなる仕組み♪
参考
少額輸入貨物の簡易税率
輸入税額の計算方法:日本
消費税及び地方消費税の税率
iPhoneの関税と輸入消費税の請求がきた
いざ、開封の儀!
凄い、ピッタリ無駄がない!
中身も税関で確認済。。
・Vivo V11iの付属品(本体は去年持ち帰った)
・Huawei nova 5T
・nova 5Tの予備スクリーン保護フィルム
美しいっ!!(>▽<)
遠路はるばるいらっしゃいませ~☆
nova 5Tについては、また別の記事に(^^ヾ
タイの郵便では無理なスマホや液体もDHLなら可能
以上、タイの郵便では送れない、スマホや液体も、DHLなら日本に送れました(>▽<)
まぁ、総額を考えると、日本で買うより少しだけ安かったかな、、という感じです(^^;
今回の件で、送れない物や輸入消費税の計算方法など、勉強になりました。
でも、お金をジョー君に振り込もうとしたら、バレンタインデーのプレゼントと言われた!
マジで!?(>▽<) ま、、それならありがたく貰っておこう♪
タイからスマホやパソコン等の電子機器、液体を日本に送りたい、どなたかの参考になれば(^^ヾ
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