「あ、おはようございます」
隣のベッドに寝ているヒロミさんが起きるのに気づいて挨拶をする。
「まだ寝てても大丈夫ですよ~☆」
ヒロミさんの優しい声に甘えてもう少しゆっくりさせてもらう
というか、、、昨夜のことが気になって・・・、パソコンが直っている夢を見て、それに期待して起きてすぐにパソコンをチェック。
症状は代わらない・・・どころか画面を走る線が増えてるんですけど~!!(>_<)
がっくりしつつ、8時ごろに起きると、朝食ができていた。
しかし、いつも外のコックピットで食べていたのに、昨夜からの雨で、運転室で食べることに。少し狭い。

パン、ベーコン、スクランブルエッグ、オレンジジュースなど。
ありがとうございます!
朝ごはんを食べ終わるとトイレに行きたくなったので、ヒロミさんにお願いしてカードを借りる。
今、マリーナに泊めてある船に滞在させてもらっているのだけれど、中では大きい方のトイレができないのです・・・。
そして、このマリーナは、関係者しか入れないようになっているので、ゲートの外に出るにも中に入るにもカードが必要となるという、特別な場所。
マリーナの前にはオフィスがあり、そこにトイレやシャワーやスパやプールやレストランやバーがあるといった感じ。

雨の中をてこてこてこ。
サンディエゴってほとんど雨が降らないハズなんだけどなぁ~。。。

用を済ませ、船に戻る。
船に上がるには階段などはなく、ここに足をかける。
ビーサンなので、滑らないように注意!!

更に中に入るには、ここに足をかけてまたいで入る。
これも滑らないように注意。
船に戻り、コックピットでインターネットをしていたら、船長のスティーブがヒロミさんたち乗組員に何か用事を伝え始めた。そして私の方にもチラリと気になる視線を投げかけてから去っていった。
実は、、、昨日、船に到着した時に、スティーブに、「長く滞在するようなら仕事を手伝ってもらわないと」などと言われていたのだ。
ヒロミさんも私も「え?」となったけれど、スティーブは、「簡単な仕事だから」と、軽く言って終了。
そう、来る前にヒロミさんに詳細は全く聞いていなかったけれど、私は当然ヒロミさんと旅行したり、観光したりできるのかなと思っていた。
しかしどうやらまだ働かなくてはいけないらしく、ヒロミさんは私に、「スーさん、手伝っていただけますか・・?」と言ってきた。
「あ、はい」
まぁ、軽いお手伝いぐらいならさせてもらいますよっ!!
「じゃ、汚れてもいい服に着替えてください」
「は? 汚れてもってどのくらい??」
「汚れてもいい服です」
うーん、一応旅行に来たので、汚れてもいい服なんて持ってないのだけれど・・・。
するとヒロミさんは、汚れてもいいTシャツとペンキで汚れた凄いズボンを貸してくれた。
そして、仕事をする場所へ案内される。
「このバスルーム(兼物置部屋))の物を全部出して、綺麗に掃除してほしいんです」
って、、、は??? どう見ても簡単な仕事には見えない。正直言って全然やりたくない。
と思っていると、別の乗組員のイアンが既にそこの掃除を始めていたので、私は別の方を手伝うことになった。ホッ。

これがそこ。
「じゃ、私が船底に入って、そこから出すものをここに並べていって下さい☆」
「あ、はい」
ということで、ヒロミさんが船底に入り、そこから何やら重いものやらを運び出したので、それを部屋に並べていく。結構重くて、ギックリ腰になってもおかしくないものもある。
船底の物を出し終わった後、ヒロミさんはこう言ってきた。
「じゃ、スーさん、ここに入れますか?」
「は・・・? あの~ここに入って何するんですか・・・?」

ヒロミさんがそれまで入っていたそこをのぞいてみると、そこは絶対に入りたくないような所である。
「ここに入って、泥をかきだしてほしいんです☆」
「は!?!? あの・・・まさか手でですか!?!?」
「はい☆」
って、何言ってんのヒロミさん!?!?
こんなん素手でつかむのなんて絶対嫌やし、爪めっちゃ汚くなるやん!!(汗)
それはゲストにやらせるような仕事じゃないでしょう・・・!!!
「すいません、あの・・・マスクはありますか?」
「あぁ、マスクはもうなくなっちゃったんですけど、毒ガス用みたいなマスクならありますよ☆」
「そんなマスクいらないですよっ! じゃあバンダナするのでちょっと待ってて下さい」
と、自分の部屋に戻り、バンダナをしてくる。
すると、ヒロミさんは「あ、これ使い捨てのビニール手袋です」と出してくれた。
あー、良かった。手袋あったんだ☆
まぁ、手袋があるんなら素手でかきだしても、、、まぁいいかな・・・。。。
っていうか、何で手でかきだすの!?!?
するとヒロミさんは先に中に入り、薄っぺらいビニール手袋をしたその手で、船底に積もった泥をかきだしてバケツにボチャボチャと入れていっているではないか。。。
ヒロミさんが平気でやっているので、私も端っこにある泥を手でかきだしてバケツにボチャボチャいれる。
しかし何故手でかきだすのかが全く理解できなかった。
というか、正直もうやりたくない。
「あの、、この仕事はいつまでかかるんですか・・?」
「そうですね~、明日までかかりそうです(笑顔)」
これは、例えばカウチサーフィンでいうと、ホストの家に2泊したその次の日に、ドブ掃除を1日中手伝わされているようなものである。
「すいません、ちょっとこれはできません。代わりにバスルームとか掃除してもいいですか!?!?」
「そうですね~、実際これって2人でやってもあんまり意味ないですよね~。じゃ、そっちお願いします☆」
ふ~、良かった~!!(>_<)
正直言って、あんなのお金をもらっても絶対やりたくない仕事だよ・・・!


これがヒロミさんが狭い船底に入ってやっていた仕事。
ここから泥を手でかきだし、次に水で洗っていた。
これをやるヒロミさんも凄いけど、これを友達に手伝わせるヒロミさんも凄いよ・・・!(>_<)
「逃げたくなったら、なんとか理由をつけていつでも逃げてくださいねっ!」
って、ヒロミさんの天然ボケにはほんと苦笑する。
ここにいたら、5日間働かされて、土日の休みの時だけヒロミさんと一緒にどこかへ遊びに行けるということになりかねない。
ヒロミさんが私にくれたメール、「サンディエゴに遊びに来ませんか?」は「サンディエゴに働きに来ませんか?(ボランティアで。)」の間違いだったのであろう。
これはヤバい。早くここから逃げなければ・・・!
そう、実際、この船に来てからあまりいいことがないのである。
スティーブには到着そうそう働けと言われるし、チャイをこぼしてパソコンは壊れるし、服もチャイで汚れたし、洗濯したかったのに洗濯機が今日の朝壊れたし、マリーナの外に出るにも入るにも専用のパスがいるし、コンセントが部屋にないし、インターネットがコックピットでしか使えないし、ブログアップできないし、昨日雨降ったし、今日も朝から雨だし・・・。
とりあえず、2宿4飯の恩を返すべく、得意の掃除する。


バスルーム2つ。ゴシゴシ、ふきふき。ながしながし。

私たちの部屋の床。ふきふき。

廊下の床。ふきふき。

ランチはパスタ。

キッチンの床。ふきふき。

船室の床と椅子。はきはき。

階段、ふきふき。

コクピット、はきはき。
は~。。。せっかくサンディエゴに来たのに、観光もせずに何やってるんやろ~。
これは奴隷船やったんか~。。。
ここに滞在したら、絶対毎日こんな感じになりそう・・・。
ヒロミさんがいる2~3週間は滞在させてもらおうと思ってたけど、毎日船の手伝いして土日だけ休みなんて考えられん。
船も動いて海に出るわけじゃないし。
(そう、ずっと泊まっていて、来年1月の航海に向けてメンテナンスをするだけらしい。)
すぐにでも移動しなければ・・・!
掃除をし終わった後、すぐにパソコンを開き、カウチサーフィンで検索!
次から次へとプロフィールを読んでリクエストを出す。
「今夜から土曜あたりまで数日泊めてもらえるとありがたいのですが・・・!」
ほんと、誰か泊めて~泊めて~!(>_<)
すると、「泊まってもいいですよ!」とすぐに返事が来た!
ヤッター!! ありがとうございます!!
返事をくれたクリスティーナは仕事中で、しかもありがたいことにお母さんのヒルダが車で迎えにきてくれた!
じゃあ、週末にまた会いましょう、ヒロミさん!
ヒルダがまず連れて行ってくれたのは、コロナドという島。
一緒に車に乗っていた2匹の飼い犬をビーチで遊ばせるために行ったのは、

ドッグパークのビーチ、夕日が綺麗!
次に連れて行ってくれたのは、

Hotel del Coronado
1888年に建てられたホテルで、マリリンモンローやフランクシナトラ、リンドバーグなんかも訪れたらしい!
外観もとっても個性的でオシャレ!

シャンデリアも素敵!

エレベーターも素敵!

ダウンタウンが対岸から見える場所へ行き、

そこでピザをご馳走になりました。ありがとうございます!!
クリスティーナが働いている職場へ寄って挨拶をし、家に連れて行ってくれた。
私の旅はいつも変だけれど、面白いでしょ☆
















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