ジョー君の友達がカオヤイにやってきたとのことで、会うことに。
ジョー君は、いつも私を彼の友達に紹介してくれるのだけれど、その度に私が心配になるのはレストランの金額だ。
しかし、今日はもう夕食すませちゃったし、軽く会うだけだから大丈夫とのこと。
そっか、それなら安心~。

待ち合わせはチョコレートファクトリー。
前回も来た、チョコレート1粒が30~40B(約105~140円)もする高級チョコレート工場である。
駐車場にてビアと合流し、既にテーブルについてビールか何か飲んでいたジョー君の友達のベンに初対面。
彼は、カオヤイの近くのどこかにタイ人用のアパートメントを建てる計画で、周辺の下見に来たのだとか。

私達もテーブルにつき、それぞれ軽くチョコレートスイーツ。
と言っても私は安いブルーベリーパイ。
こういう時、私はできるだけ安いものを注文するようにしている。
ジョー君にあまり負担をかけたくないからだ。
しかし、ベンとビアは普通に生チョコのケーキなどを食べ、分けてくれて一緒に食べたりするのだけれど、最後には何故かワリカンになる。
このシステムに私はいつも口を挟みたくなるのだが、ジョー君のメンツを潰さないためにも黙っている。
ベンは親父ギャグが大好きらしく、何かを言っては一人で笑い、ジョー君とビアは理解できずポカンと口をあけるといった具合だ。
彼も旅行が好きで、日本にも来たことがあるし、スキューバダイビングも趣味とのこと。
そうしていると、おいしいレストランの話になり、みんな夕食を済ましてきたハズなのに、これから行くことに。
やめて~!! と内心ヒヤヒヤしつつ、リブマンというレストランに到着。
このレストランは、先日行った高級レストラン、ミッドウィンターで働いていた腕利きのシェフが、経営方針が合わないか何かで独立したばかりのお店とのこと。
ただ、店舗がまだ仮らしく、外にテント屋根状態の屋外レストランだ。





私は一番安いシーザーサラダを頼んだというのに、容赦なく高そうなものを頼むベンとビア。
ヒィィ~。。。
でもここがミッドウィンターと比べ物にならないぐらい、どれも美味しい!!
しかも価格的にはミッドウィンターよりも若干安いので、今日はそこまで高くならないかな。。と、お腹も膨れているのに、ドキドキしながらできるだけ食べる。
こんなおいしい料理、本当はワインと一緒に食べたいけれど、水で我慢我慢・・・!
は~美味しかった~! と、食べ終わると、ベンが私に聞いてきた。
「ワイン好き?」
「大好きだよ!」(本当は食事と一緒に飲みたかったぐらいだよ!!)
「どんなワインが好き?」
「渋めのワインが好きだけど・・・」
そう答えると、何故かベンはソムリエにメニューを持ってこさせ、頼んでもいないのにワインをオーダーした。
え!! 何で食後にワイン頼むの!?!?
頼むんだったら、食事と一緒に頼んでよ!!
・・・やっぱりタイ人ってワインの飲み方知らんのちゃうか・・・?
ってゆーか、、、そんなに食後にワイン飲みたかったんかなぁ。。。勝手にオーダーしたってことは、ワイン代はベンが払ってくれるよね。。。??
ソムリエがボトルを開け、ベンにつぎ、味を確かめ、ベンが頷いてから皆のグラスにつがれた。

カンパーイ!
ゴクゴク・・・、めっちゃ重い味や!! 渋みも結構キツい!!
・・・ってゆーか、これ食後に飲むワインちゃうやろ!!
食後なら軽めかデザートワインみたいな甘いのとかがいいのに。。。しかもボトルで頼んで、何考えてるんや。。。ま、ベンが払ってくれるんならいいけどさ。。。
私はとにかく値段が気になっていたので、ジョー君をつついて、ベンに聞いてもらった。
するとシレッとベンが答えた、「2200Bだよ」
な、なんだってー!! 2200B!?!?(約7700円)
そんな高いワイン、日本でだって飲んだことないよ!!!!
ま、ま、ベンが払ってくれるんだよね、、、だよね・・・?
この重みと渋みは高級ワインの味だったのか・・・ガクブルしながらワインを賞味するも、ビアとジョー君はワインが得意でないのであまり飲まない。
仕方ないので私がゴクゴク飲むのだけれど、ベンがワインについて聞いてきた。
「どこのワインが好き?」
「チリワインが好き! 日本では毎日飲んでるよ! ヨーロッパのワインも美味しいよね。あとアメリカも美味しいよね」
私は日本にいる時は、ここ4年ぐらい毎日ワインを飲んでいる。
でも、毎日飲むのは安くて美味しいチリワインがほとんど。たまにイタリアとかスペインのとかも飲むが、飲むのが好きなだけでワインには全く詳しくない。
でも、「私がアメリカも美味しいよね」と言った時に、ベンが変な顔をした。
「アメリカのワイン??」
「えと、ナパバレーとか・・・」
どうやらアメリカのワインに納得がいかないらしく、ずっと頭をひねっていた。
アメリカを旅した時に飲んだワインは、確かに美味しかったし、過去にアメリカのカリフォルニアワインは本場フランスのワインとフランスで対決して勝ったという事実があったりする。
私はベンに聞いてみた。
「ベンはワイン好き?」
「いや、あまり好きじゃないんだ」
なんだとー!!!!
ワイン好きじゃないのに、なんでこんな高いワイン、しかも食後に頼んだー!?!?
あくまでもポーカーフェイスを保つ私だが、心の中は荒れまくりである。
しかも、私がワインを飲んでいる間、ベンは一人で食後のデザートにアイスを頼み、そしてコーヒーも飲んでいた。。。(ジョー君もビアも何も頼んでいない。)
・・・今までの経験からして、なんだか嫌な予感がしていた。
そしてお会計の時にそれは的中した。今までと同じように、完全にワリカンだった・・・。
ベンのアホー!!!!
ベンが最後に高いワインを頼んだお陰で、1人の単価がグッとあがってしもたやないか!!
しかも何一人で最後にアイスとコーヒー飲んでんの!!
それ自分で出してよね!!!!
写真の通り、4人で4皿しか頼んでいない。
もしワインとアイスとコーヒーがなかったら、1人600B(約2100円)ぐらいだったのに、1人1000B(約3500円)になってしまった。。。
最初に書いた通り、私達は既に夕食を食べていたので、まさかこんなお金がかかると思っていなかった。
ジョー君は小声で「ちょっとお金助けて」と私に言ってきたので、私はテーブルの下でこっそりお金を渡した。
いつものように、ジョー君は黙って2人分支払った。
そしてビアとベンと別れたのだけれど、私は腹がたっていた。なんなんやあの男っ!!
「ベンはワイン代を払うべきだよ!! しかもアイスとコーヒーも1人で食べたのに!! なんでワリカンなの!?」
「まぁ、、彼らにとったら普通の金額だしね。。。」
「うちらにとったら高いよ!!」
ビアもベンもお金持ちかもしれないが、ジョー君は庶民なのだ。
しかも私の分も合わせていつも2人分払ってくれている。
なので、ジョー君の友達とご飯を食べに行くとなると、私はいつも心配でならない。
それも、高いものを平気で頼むのは友達だし、一緒に食べるとはいうものの、値段が気になって落ち着いて食べれない。
1食50B(約175円)で食べられるタイなのに、毎回2000B(約7000円)かかってるよ~。。。(>_<)
そういう訳で、私はベンにとても腹がたっていたのだけれど、次の日にジョー君がこんなことを言った。
「そういえばベンが、地元からカニを箱一杯、手土産に持ってきてくれたんだ」
マジでー!?!?
私の目は輝く。なんだ、なかなか気の利く奴じゃないか! ちょっと見直したぞ! それならワインの件も許してやってもいいか。
で、そのカニは一体どこ!?
「でも、うちの店、キッチンないし、いらないって断ったよ」
ジョー君のアホー!!!!
















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