デング熱に感染!高熱が続き、関節痛、倦怠感で動けず、手足が超痒い! | スーの海外旅行記

デング熱に感染!高熱が続き、関節痛、倦怠感で動けず、手足が超痒い!

お久しぶりです!
タイでデング熱にかかり、生死の境をさまよっていました、バックパッカーのスーです。

…いえ、脅かしてすいません、「生死の境」というのは大袈裟で、私は実際に死の恐怖は感じませんでしたが、2019年の7月までに、フィリピンではデング熱で死者600人以上というニュースもあり、恐ろしい感染症であることは確かです。

私は東南アジアで長期の旅行を何度もしていて、蚊に刺されたことも通算100回以上あると思いますが、デング熱にかかったのは初めて。

また、デング熱に関する知識はほとんど持っていなかったので、はっきりと確信するまでは不安で仕方ありませんでした(>_<)

ということで、デング熱にかかったらどうなるのか、どうしたらいいのか、予防法、病院、保険についてまとめておきます!

デング熱とは

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主に「ネッタイシマカ」「ヒトスジシマカ」という蚊の媒介によってデングウィルスに感染する病気です。
デングウィルスには4種類あり、1種類に感染すると抗体ができるが、その後に別の種類に感染すると、「デング出血熱」へと重症化の恐れがあります。
また、デング熱に感染したとしても、50~70%は無症状。
15%は軽度の症状、5%は重症化で死に至ることも。

蚊の媒介によるもので、人から人に直接感染することはありません。

「ネッタイシマカ」は、熱帯地域に生息。
東南アジア、アフリカ、中南米、オーストラリアの一部。
「ヒトスジシマカ」は、世界に範囲を広げ、日本中にも生息。

デング熱の潜伏期間は2~14日。
蚊に刺されてから、デング熱が発症することが多いのは、通常4~7日後なので、日本に帰国してから発症する可能性もあります。

デング熱の可能性のある地域

特に気をつけたいのは、東南アジア、アフリカ、中南米。

しかし、オーストラリア、台湾、中国においても発生例あり。

日本では、2014年に代々木公園を中心に国内感染、2016年にフィリピンから帰国後の女性が死亡。

デング熱の症状

デング熱は、英語で別名「Break Bone Fever」と言うほど、関節痛や筋肉痛があります。

また、倦怠感、頭痛、高熱、食欲不振、発疹、軽度の出血、白血球の減少、嘔吐、下痢などが見られます。

「ジカ熱」「チクングニア熱」「マラリア」と症状が似ており、熱があるのに、咳や鼻水、喉の痛みなど一切ないのが特徴かと思います。

デング熱の治療法

なんと、デング熱のワクチンや特効薬はありません!

なので、痛みを和らげる鎮痛剤、熱を下げる解熱剤、を摂取します。

※鎮痛剤は、アスピリン系、イブプロフェン系(バファリン、イブなど)は出血を増加させるので危険です。
アセトアミノフェン系(ノーシン、セデスなど)の鎮痛剤が安全です。

あとは、水分を充分補給し、安静にしていれば、数日~1週間で熱がひきます。

デング熱の予防法

蚊に刺されないことです!

露出している肌には、蚊よけスプレー(ディート30%以上のものが効果高い)を塗り、部屋には蚊取り線香や蚊がいなくなるスプレーなどを使用するといいです。



私のデング熱 体験記録

実際にどんな感じだったのか、覚えている範囲で詳細に説明します。

3週間チェンマイに滞在し、毎朝手足に蚊よけスプレーし、蚊がいなくなるスプレーをいつも持ちあるくなど、対策をしていましたが、それでも塗り忘れなど油断もあり、結構蚊に刺されました(>_<)

チェンマイを出てから、バンコク→カオヤイに移動して10日後に体に異変を感じました。
バンコク、カオヤイではほぼ蚊に刺されていないので、チェンマイの蚊だと頭によぎりました。

1日目 8/17 体がとてもしんどい

朝からどうも体調が優れず、食欲なく、なんだか体がとてもしんどい。
日本から持ってきた風邪薬「パブロン(アセトアミノフェン系)」と鎮痛剤「バファリン(アスピリン系)」を飲み、1日寝て過ごす。
しかし、夜中になると、体の節々が痛くて眠れないほどに!!
寒気&高熱を感じ、タイで有名な風邪薬の「タイレノール(アセトアミノフェン系)」を摂取。
コンビニで、風邪をひいたらいつも飲む栄養ドリンク(M150)を買ってきてもらい、摂取。
鼻をかむと、ティッシュに軽く鼻血、トイレに行くと、尿をふいた紙に血。。

これはおかしいと怖くなり、スマホで「デング熱」と「マラリア」について調べ始める。

今日のうちに病院に行っておけば良かったと後悔。。とにかく、熱と体の節々の痛みで眠れない。。

タオルを水で濡らし、「おでこ」と「脇の下」「足の付け根」に置く。。

2日目 8/18 病院へ行って血液検査

つらい、全然眠れなかった。。近くの病院(入院設備なし)が開く時間をチェックし、念のためクレジットカードの海外旅行保険に連絡しておく。
海外旅行保険付クレジットカードを詳しく紹介します

そして、朝9時半に病院へ。
症状を話し、「デング熱」と「マラリア」の「血液検査」を頼む。
あと、「注射」を頼む。(私は日本でも、つらい風邪で病院に行くと注射や点滴を頼みます。)

検査結果は午後に出るとのことで、とりあえず薬をもらう。

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処方された薬(3日分)。
【筋弛緩薬】Norgesic – 1日3回:朝・昼・夕食後に1錠
【筋肉の炎症・痛みを抑える、解熱】SpediFEN(Ibuprofen) 400mg – 1日3回:朝・昼・夕食後に1錠
【鎮痛剤】Tramadol 50mg – 1日2回:朝・夕食後に1錠

※症状にあった薬を出してくれましたが、「イブプロフェン系の薬(出血助長の恐れあり)」が出されてますね。。
デング熱の可能性あるのに。。まぁ、結果的には問題ありませんでしたが。

午後3時ごろ、血液検査の結果を聞きに、再び病院へ。

すると、、

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マラリアは見つかりませんでした。ホッ。
じゃあ、やっぱりデング熱!?

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デングウィルスも見つかりませんでした。

えええ!! そ、そうなの!?

じゃあ、なんなの!?

完全に「マラリア」か「デング熱」だと思っていたので、どちらも反応が出ず、なんかモヤモヤ~。(>_<)
※この理由は後で判明します。

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しかし、「白血球(White Blood Cell)の値が基準値より少ないのが気になる」と言われました。
基準値4.00-10.00に対して、たった2.99しかありません。。

Eosinophils(好酸球:白血球の一部)も基準値1.0-3.0に対して、たった0.3、また赤血球に異常が見られるとの結果です。

とにかく、この日の料金、2837バーツ(約1万円)をカードで支払い、大人しく帰りました。

注射費用 177
薬 560
検査費用 1750
・血液検査 100
・マラリア検査 650
・デング熱検査 1000
診察代 350
=========
合計 2837バーツ

3~5日目 8/19~8/21 薬を飲んでひたすら安静

朝・昼・晩の1日3回、食事後、きちんと薬を飲んで、水分を取り、ひたすら寝ていました。
食欲はないけれど、食べる必要があると言われていたので、頑張って食べました。

熱はありましたが、薬を飲むと、体の痛みや頭痛など、かなり楽になりました。

これで治るんじゃないかと期待していましたが、熱は下がりませんでした。

6日目 8/22 人生で体験したことのない痒み

薬がなくなったので病院へ。
この時の熱は37.8度。
先生と話すと、腕に斑点が出ているか、痒いか聞かれる。
少し赤くなっている程度で、痒みはないと伝えると、「これから凄く痒くなるかもしれないが、痒みが出ない人もいる」と言われ、同じ薬をもらって帰り、また一日中寝る。

薬代 150
診察代 250
=========
合計 400バーツ

すると夜中、、手足が人生で体験したことないほど痒くなり、寝られない!!

見ると、手足は、真っ赤。
もう、生き地獄かと思うほどに痒い!!

かと言って、かけないし、朝まで我慢するしかない(>_<。。

写真

すると、夜中にジョー君が、「カラミン(カラマイン)」という、タイで有名な痒み止めを買ってきてくれた。
「日焼け、虫刺され、かぶれ、あせも、皮膚の痒み」に効くらしい。
この薬は、日本でも皮膚科などで処方されているらしい。

こんなに痒いのだから、そんな薬塗っても意味ないよ!!
痒いよー! 痒いよー!!(>_<。。

写真

しかし、とりあえず塗る。
塗りたくる。

ありえないほどに痒いのは、手、足のみ。

予想通り、カラミン全く効果なし。

痒いよー! 痒いよー!! うわぁああー!!(>_<。。

と、夜中じゅう、痒みにもだえながら、早く日本に帰りたい、、と思う。
先生、なんで念のため痒み止めの薬、出してくれなかったの!!

7日目 8/23 痒み止めの注射と薬

朝になり、すぐに病院へ!
痒すぎて死ぬー!!

「とにかく痒み止めの注射打って下さい!(>_<)」

いつもの先生とは別の先生だったけれど、私の手足の様子とカルテを見て、すぐに注射を打ってくれた。

その時の私の手足の状態の写真。

写真

手が斑点状に赤くなってます!

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腕にもうっすら斑点が。でも腕は痒くない。

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足はカラミンで真っ白ですが、膝の周りも赤い斑点が。
赤いというより、黒っぽい。。
でも、膝はそんなに痒くない。

とにかく強烈に痒いのは、手足!

注射を打ってもらうと、すぐに痒みが収まってきた。
痛み止めと痒み止めの薬をもらう。

ちなみに、熱は下がっていました。

【アレルギー性痒み止め】hyDROxyzine 10mg – 1日3回:朝・昼・夕食後に1錠

薬代 395
注射 135.50
診察代 350
=========
合計 880.50バーツ

てゆーか、これ、完全に「デング熱」でしょ。。
別の先生だったので、聞いてみた。

すると、「デング熱」のタイミング(ごく初期)によっては、検査しても60~80%の確立(だったかな?)で反応が出ないらしい。

なので、逆に今検査したら、抗体反応が出て分かるだろうけど、もう熱も下がったし、あえて検査する必要はないですよ、と言われた。

もう一つの可能性としては、「チクングニア熱」が考えられるとのこと。

とにかく、熱が下がり、手足に斑点が出て、痒みが出てきたら、治る証拠らしい。
確かに熱は下がったけど、、痒みが治る証拠とは、なんと恐ろしい。。(>_<)
この日も、薬を飲んで一日中寝る。

その後の経過

8日目 8/24
かゆみは少しあるものの、ほぼ大丈夫に。

9日目 8/25
かゆみはほとんどないが、まだ完璧ではない。

10日目 8/26
かゆみほぼなくなり、体調的にはほぼ正常。
ただ、手足には、赤い斑点の跡がタロイモチップスのように残っている。
最後に病院へ行き、経過報告。お金の支払いはなし。

11日目 8/27
バンコクへ移動。ニューハーフショーを楽しむ。

12日目 8/28
日本帰国 体調的には問題なし。
ただ、手足の強烈に痒かった部分は、皮が強い日焼けの跡のように硬くなり、シワシワ。。
そして、足に斑点の跡がまだ残っている。

18日目 9/3
手の甲の皮が黒くて硬くてシワシワだったのが、ほぼ正常に。
足の斑点の跡も、ほぼ消えた。

かかったお金

合計で4回、病院へ行きました。
うち、血液検査1回、注射2回。

8/18 2837B
8/22 400B
8/23 880.50B
8/26 無料
=========
合計 4117.50バーツ(約14,500円)

入院もしていないので、そんなに高くありません。
仮に、海外旅行保険をかけていなかったとしても、払える額です。
なので、デング熱にかかったら、お金の心配より、とにかく病院に行きましょう!!重症化して死ぬ危険性もあります!!(入院して高い部屋に泊まれば高いですが、安い部屋を指定したり、初期であれば私のように注射&薬で観察療養も可。)

また私も、お金はそんなにかからないだろうと思っていたので、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、「キャッシュレス診療」を使わず、まず自分で支払い、後で請求する方式にしました。

海外旅行保険の請求

海外旅行傷害保険請求の詳しい手順などは、「海外旅行保険付クレジットカードを詳しく紹介します」にまとめています。

日本に帰ってきてから、保険会社に電話し、請求用紙を送ってもらいます。(連絡後3~4日で届く。)

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私がいつも利用するJCBカードの保険請求の場合、「請求書」「治療費申告書」「交通費申告書」があります。

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それに、病院でもらった「領収書」「診断書(治療費が10万以上の場合)」を用意。

あとは、「eチケットのコピー」または「搭乗券の半券」を同封し、保険会社に送付。

1週間ほどで、指定の口座に保険金が支払われます。

最後に

写真

というわけで、無事に日本に帰ってきました~!(>▽<)
写真はデング熱にかかってから2週間後の私、京都の伏見稲荷にて。

これまで海外で病院に行ったことは何度かありましたが、まさか自分がデング熱になるとは。

でも、こうしてすぐに病院に行こうと思えるのも、クレジットカード付帯の海外旅行保険のおかげです!

海外旅行によく行かれる方は、海外旅行保険付クレジッドカードを、最低1枚でもいいから持っておくと、心強いですよ!(できれば2~3枚)

でも、保険がなかったとしても、デング熱や、特にマラリアなど、死亡の可能性があるので、とにかく病院には行った方がいいです!!

今回の私の体験を、もしもの時の知識として参考にしていただければ。

デング出血熱にかかった人の闘病記

インドのチェンナイでデング出血熱にかかった方の闘病記を見つけました。
読んでいる途中で涙が出てくるほど、凄まじい闘病記でした。
とても詳細に記録を残して下さっているので、読んでおくのをオススメします。
こっぺのブログ 2012年デング熱・デング出血熱闘病記まとめ


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