天皇に身を捧げてきた侍達と、近代国家を築こうとする天皇、そこを金儲けに利用して裏で立ち回る男、その男の軍に戦術を教える為にアメリカから呼び寄せられたネイサン・オールグレンがトム・クルーズな訳ですな。
全体的な感想としては、こんなもんかな〜、って感じ。
勝元役の渡辺謙はそりゃあ素晴らしかったし、真田広之もかっこよかった!
つたない日本語を話すトム・クルーズが前半は大根に見えてしまった。
勝元の所に捕らえられて、酒を求める場面で「シャケェェ・・、シャケェ〜!」っていうセリフに思わず吹き出してしまいそうになったけども、グッと我慢。
しかし、侍の村の映像は美しかった。日本にもまだまだ綺麗で素敵な所があるんだなぁ。撮影場所はエンドロールによると姫路と京都かな?
それにしても、戦いの場面はすごかったよ〜。真田広之って、一体いつまで生きてるんだ!?とか思ったし、あんなにたくさんの人がガチンコして、勝元とオールグレンはなんで無事なんだ!?とか(笑)
あと、土下座の時、帽子をかぶったままの人がいたのも、あれっ?って思ってしまった…。あれは全員脱ぐ場面なんじゃないのかぁあ!?
とにかく、なかなか面白かったけど、もともと面白いと聞いていたものなので、全体的な感想としては、こんなもんかな〜という感じに終わりましたっつー事で。
かつては日本としての誇りを持つ厳しくも美しい時代があったんだ。
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