遺伝によって視力を失いつつあるシングルマザーのセルマ(ビョーク)が、
これまた遺伝によって失明しそうな息子の為にお金を貯めるお話。
映画の前半はとてもつまらなくて「しまった!又ちーに怒られる・・」
なんて思ってたけど、セルマの空想が入り始めた所から面白くなって
きた。あぁいう周りに溢れてる音でリズムを作っていくっていうのが
私としても凄く好きなので、聞いてるうちにスクリーンの中に吸い込まれた。
でも、セルマの行動や考え方を見ててイライラした。
なんでそこであ〜しないの!?あ〜言えばいいのにっ!って。
最期には思わず涙がこぼれ落ちちゃったけど、後ろの方でいかにも
私感動してるのよ、私・・!てな感じでスンスンとうるさく泣いている
人がいたので邪魔な自己主張はやめてくれと思った。ひっそり泣かせてくれよ。
実はビョークの曲は「イッツ・オー・ソー・クワイエット」しかまともに
知らなかったんだけど、映画を見た後頭から離れなくて「セルマソングス」
買いました。映画の中の曲とはちょっと違うのが残念だけど。ビョークええわ〜。
あと、映画を見てて思ったど〜でもええ事。見てない人は読まない方がいいっす。
・ビョークの子供なのに金髪?
・なぜジェフの誘いをいつも断るのか。車に乗せてもらった方が絶対いいじゃん。
・周りの人に頼めば少しずつでもカンパしてくれたのでは?
・裁判でビルの秘密なんかばらしたればいいのに。
・心配は目に悪いから、って、セルマが捕まった時点で心配させとるぞ。
・2人目の弁護士を雇った時、実はキャシー(セルマの友達)が新犯人かと思ってしまった。
・息子が病院行ってノヴィって名乗るかいな!?
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