団体バスで連れてこられたのは、大きなホテルのような建物だった。
どうやら、大学の修学旅行で、来たらしい。
到着して、建物に入ると、階段を何度も降りていく。
最後の部屋に入る前に、「これは洗脳だ!」と気づき、団体の後ろの方を歩いていた「私」と「丸岡:小中高の同級生、別に仲良くない」だけは、部屋に入らなかった。
周りに黒服の人が何人もいて、中に入れられないか不安に思ったが、大丈夫でホッとした。
私と丸岡は階段の一番上に座り、扉の中の会が終わるのを待つ。
その会は、「カンデカ」と呼ばれる白菜に似た野菜、っていうか白菜が大量に関係している。
中で何が行われているのか気になったので、やっぱり皆と一緒に部屋に入れば良かったかな…と思う。いや、それは危険危険!
ちなみにその「カンデカ」は、周りの黒服から私たちに、1枚の白菜が飛んできたので、白菜(に似たもの)だと分かった。なぜ白菜を、「カンデカ」と呼んでいるのか…?
丸岡と私は、そこにあったのか黒服がくれたのか、丈夫な紙袋を下に敷き、寝ることにした。それはいつの間にか毛布に変わっていて、包まれるように心地よく眠りについた。
しばらくすると、会が終わり、皆が「ガヤガヤ」と普通に出てきたので、私は起きてトイレへ行った。
最初のトイレには紙がなく、別のトイレに行くとあった。
トイレから出て、建物の外へ出る。
とにかく早く逃げよう。皆と同じバスに乗って帰るのは危険だ!
私は一人で建物から離れ、道路を歩いた。
道路は、のどかな田舎道で、他にも歩いている人が結構いた。
でも、ホテルまで遠すぎる。。っていうか、どのくらいの距離があるか分からない。
ヒッチハイクしよう!
歩きながら、車をチェックしていたら、アメリカ人の親子(サングラスをかけ、髭を生やした父親と少年)が乗った車が来た!
ちょうど窓が開いていたので、「お城の方まで乗せて! お願い!」、そう伝えても、乗せてくれない。あっ、アメリカ人だから英語で言わないと! 今度は英語で言うと、それでもやっぱり乗せてくれない。私は、開いていた窓の端をつかみ、動く車と一緒にしばらく移動した。
でも、途中からは、歩いていた。
いつの間にか、私はミャンマーの地下街ショッピングモールを歩いていた。
それは、ミャンマーなのに、東京とバンコクの中間のような綺麗な地下モールで、売っている雑貨もきちんとしている。そして、通路には、長いパールやらのアクセサリーが敷き詰められていて、ここ歩いてもいいのかな…? と思いつつもその上を歩いた。
モールは結構広く、たくさんの人で賑わっていた。
地下街を歩いていたのに、階段を上ったりし、いつの間にか大きなデパート内を歩いていた。
雰囲気はなんだかクリスマスのような…?
歩いている時に、「城方面」と書かれた表示を上に見つけたが、「別のルートでも行けるやろ」と、その表示には従わなかった。
そのうち、モールの通路から外に出て、屋上のような場所へ出ると、旅の女の子(多分、やすよちゃん:小学校の同級生)がいて、「ここまで、空港から歩いてきた」と言うじゃないの!
えっ! ここ、空港から近いんだ!? 荷物はコインロッカーに預けたの?
などと、そんなことを聞き、空港から歩ける距離なら、あの畑を通って、城まで行けるんじゃないか。
とにかく、お城へ行けば、ホテルはすぐ。
布団が暑い…暑くて何度か目が覚めた。
…なんじゃこの初夢?
コメント
下記の説明は,(故)日野原重明さんの朝日新聞の連載記事(2015年2月21日)の夢についての,私の
意見です. これを編集部にeMailしたのですが,シカとされました!
とりあえず,そのままスーさんにもお送りします.
スーさんのその夢について,もう少し思うところがありますがコメントとしては長過ぎですので,
もし宜しければ,eMailを教えてください.
素人ですが,私の体験に基づく説明です.
夢が謎な理由は,複雑な仕組みの脳が部分的にだけ覚醒しているからだと思います. つまり,部分的
には睡眠(麻痺)していて全体としては不良動作なので覚醒時から見ると謎になるのではと思います.
脳の内外で発生した情報信号データが適切に処理されずに伝わるので,正常な覚醒時にはありえない
動作が起きます. 例えば,日野原様の子供の頃の’道に迷って帰れない’という夢も,脳の地理情報
部門が睡眠中だったからではないでしょうか. 夢で困った事や変な事が起きるのはこのような脳の
一部麻痺が原因ではないでしょうか. 登場人物についても,人物DataBaseが不良で,一部の特徴から
検索可能な人を強引に割り当てたりするのではないかと思います.
脳を大きな組織の建物(例えば大病院)とすると,そこで働く大勢の人の内,一部は寝ていて一部は起
きているが酩酊していたりして,まともに働かない組織で起きる情報伝達合戦が夢なのではないで
しょうか? その代わり,正常時には撥ねられる特殊な情報が通り抜けたりもするのではと思います
(例えば予知).
脳の一部に’変な情報’が入って,それに対応しようとして各部に伝われば,つまり全体が’ザワつく’
ようになれば,覚醒となり,’変な夢を見た’となるのではないでしょうか.夢のStoryはその人の
脳の状況に強く依存するので,’何々の夢はこうこうである’などと一般的に確信的に決められるも
のではないと思います.
以上です.
訳の分からない夢というのは、しょっちゅう見ますが、ブログに書いたのは、面白い初夢だったので書きました。
夢は脳が関係しているだろうと思いますが、夢占いなども好きなので、特にこだわってはいません(^^;