前回の日記で乳がんの恐れがあり、ヒヤリとしました、スーです。
実は、市の検診では、もう一つひっかかっていました。
ヘリコバクターピロリ菌 陽性
うっ! 嘘でしょーっ!!
ピロリ菌って、名前ぐらい聞いたことあったけど、まさか自分が感染してるなんてーっ!!
うわーん、きっとタイの水道水で米とか野菜とか洗ってるせいだーっ!!(>_<。。
と、タイのせい(もしくはインドとか他の東南アジア)だと思いましたが、どうやらピロリ菌は免疫力の少ない子供の頃に最も感染しやすく、大人になると感染リスクは低下するらしい。
日本では、20代以下だと感染率は20%ぐらい、30代から徐々に増え、50代以上だとなんと80%だとか!!
そう、つまり日本人の50%ぐらいはピロリ菌に感染しているということです。。。
オーマイガッ!!
しかも、感染している親から赤ちゃんに口移しで食べ物をあげたりした場合も感染してしまうとか・・・、ヒェーッ!!
そして、子どもの頃の、ジュースの回し飲みでも可能性があるとか・・・。。
もう駄目だ・・・そりゃ日本人ほとんど感染してるよ!!
(※ちなみに、先進国の中では、日本人の感染率はかなり高いらしいです。)
ピロリ菌に感染していると、慢性胃炎や胃潰瘍を引き起こし、そして胃ガンの確率もあがるらしい。
確かになんか、よく胃がもたれるなぁ・・・と思っていたんですよ。
ピロリのせいでした。
ということで、再び病院へ。
なんかもう、病院行ってばかりです。
そして、人生で初の胃カメラです。
前日は夜の9時以降は何も食べず(水はOK。)、当日の朝は何も食べてはいけません。
さて、名前が呼ばれて胃カメラの部屋に入りました。
最初に、胃の泡を押さえる白い液体を飲み、
次に、麻酔の液体を喉に5分ほど留め、吐き、
ベッドに横になってからまた麻酔の液体を看護士さんが喉の奥にシュツシュッとかけ、
口に穴の開いたプラスチックを噛み、
その穴から胃カメラを通していくんですよ。。。
もう、死ぬかと思いました。
胃に空気を送り込むらしく、ゲップが凄い勢いで「ゲーーーーーッ」と何回も出たり、吐きそうになったり。(でも空っぽなので何も出ず、息がつまりそう。)
こんな危険で恐ろしいものを、たくさんの人が受けているだなんて信じられません。
拷問ですよ・・・、っていうか、死人出るでしょコレ。。
(※若い人の方が反応が敏感で、逆に高齢の方の方が胃カメラ飲みやすいらしいです。)
もう、人生で二度と胃カメラ飲みたくありません(涙)。
背の高い、超イケメンな若い先生が、私が「ゲーーッ」とやっている前で胃の内部の説明を軽やかにしていきます。
「萎縮性胃炎ですね~。少し胃が荒れてますね~」
自分でもカメラの映像を見ていて、喉元を通ったあたりから、なんて綺麗な体の中なんだと、自分でも感心していましたが、確かに赤い小さな斑点が少しついている部分がありました。
胃カメラの後は、視点がぼや~っとして、歩くのもフラフラ。
座ってスマホを見ようにも、なんと近くの焦点が合わず、一時的な老眼になってしまいました。。
待合室の椅子に座っているだけで、何もできないので、胃カメラの先生が若くて超イケメンだったことなどを思い出し、「医者で超イケメンなんて凄いよなぁ~。ドラマかよ」と思いを馳せながら時間を過ごす。
そして1時間後に診察室に呼ばれ、「ピロリ菌がいますので、除菌の薬出しますね。除菌が成功したかどうかの検査は2ヵ月後にします」と、なりました。
※ちなみに、胃カメラではピロリ菌がいるかどうかは熟練の医者でないと分からず、既に市の血液検査で「陽性」と出ているので、いるということになったらしい。ピロリ菌の除菌の薬を保険適用で出すには、胃カメラを飲んで、胃炎になっていないと保険適用にならないらしいです。どういうこと!?
1週間分のピロリ菌除菌のお薬。
タケキャップ錠20mg 1錠×1日2回
アモキシシリンカプセル250mg 3錠×1日2回
クラリスロマイシン錠200mg 1錠×1日2回
ミヤBM錠 1錠×1日3回
このお薬で、約8割の人は除菌できるみたいです。(1次除菌)
しかし、耐性のあるピロリだと、さらに強いお薬で退治することになります。(2次除菌)
ここまでで、かかったお金:
初診料 850円
胃カメラ 3,900円
除菌の薬 1,780円
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合計 6,530円
胃カメラってもっと高いのかと思いましたが、結構安いんですね。
あと、発展途上国の感染率はもっと高いので、ジョー君も除菌することになりました。
タイで胃カメラを飲むと、保険がないので、15,000円ぐらいするけれども、薬だけ薬局で自分で買うこともできて、それだと1700円ぐらいで2週間分の薬らしい。
ということで、夫婦揃ってピロリ菌の除菌に挑みます。
また、ヨーグルトのLG21はピロリ菌の除去に効果があるらしいので、合わせて毎日食べることにしました。
これでピロリ菌にさよなら!!
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