故おばあちゃんが車庫にそのまま残していって非常に場所をとっている漬物樽を処理してしまおうと思い立った。
袋につつまれていたそれは、一体何年漬けてたんだよっ!! ってぐらいに発酵して、物凄い匂いを放っている。
恐る恐るフタを開けると、、、茶色の汁の中に漬物石が沈んでいるのが見え、よく見ると虫の死骸がたくさんくっついているじゃなかぁああぁぁあああ!!!(泣泣泣)
誰かがやらねばならんのだ、誰かが・・・。
せめてものプロテクトに、軍手をはめて、茶色の汁の中へ手を入れて、石のとって部分を両手で握る!
ええい!!
と持ち上げようとしたものの、これが重いっ!!!
しかもその茶色の汁が滴る虫の死骸だらけの石を置く場所がないっ!!
仕方がないので、茶色の汁の中に再び戻す・・・はせっかく意を決して持ち上げた意味がないので、かといって重すぎるので、樽の中にたてかけた。
これがいけなかった。
樽の中でたてかけたまま、中身はどんなんだとのぞいていた所、そのたてかけていた石がズルッと滑って、茶色の汁の中にバチャーン! と落ちたのだ。。。。
飛び散る腐った漬物の汁。(死骸入り。)
ギャァアアァアアアァアア×W#▽$%!!!!
この汁は、本当にとんでもなく臭かった。
ゲロが更に腐ったような匂いだった。
一滴でも相当臭いのに、もう肥溜めに落ちた気分である。
しかしこのままにしておくにはイカん!!
ってかムカつく~~~!!!!
ショックを受けると同時に腹が立って、汁の中に落ちた漬物石を再び両手で持ち上げ、置く場所がなかったけれど、もうどうでもええわい!! と横に置く。
しかしこれがひっじょーに重い。
一体おばあちゃんはどうやってこんな重いものを漬物の上に置いたのかミステリーでならない。
石を出した後、すぐに風呂場へ行き、上に着ていた服を脱いで風呂場の水につける。
もうすぐにでも風呂に入ってしまいたかったけれど、まだ戦わねばならない・・・!!
とにかく、汁が車庫に飛び散ってしまい、もうどうしようもなくなってしまったので、憎たらしい腐った漬物の汁をドブに流すべくズザザザと外へ引っ張って何とか捨てた。
中にあった大量のぬかと漬物を燃えるゴミ用の袋に、犠牲になってもらうしゃもじで取り捨て、もう気分は汚物処理班である。
(ちなみに燃えるゴミ袋に6袋分になった。それを三重にしてしばった。)
雨が降り出した中、外にて薄着で一生懸命樽を洗う。
さて、、さっき横において置いた、あの重~~~い石も洗わねばならない。
車庫から外の洗い場まで3メートルほど。
ええええい!!!
石の取っての部分を両手で持ち、「お~も~いぃぃいい」と思いながらヨタヨタ進むのだけれど、本当に重くて(15~20kgぐらい?)途中で下に置きたくなる。
でも、その汁だらけの石を置くわけにはいかず、もう死ぬ気で洗い場へと運んだ。
ぎっくり。
うっ・・・最初に持ち上げた時、この重さヤバいと思ったけど、やっぱりヤバかったぁあ~~~(涙)
これが汁とか死骸とかついてなかったら途中で置いたりゴロゴロできたのに、置くに置けないし、もうぅううう~~~(涙涙涙)
そんなこんなで気力で雨の中、薄着と臭い匂いにまみれながら冷たい水で石や樽を洗い、車庫の中も水をかけてブラシでゴシゴシ何度も洗い、汚物処理班の任務は終了した。
・・・腰痛くて歩けね~。。。
・・・もう漬物食いたくね~。。。
屋根から落ちたりぎっくり腰になったり、健康な日があんまりないな~。。。
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