屋根から落ちた

豪雪のど真ん中、福井からです。
と言っても、もの凄い雪は3~4日ほど前のことで、今日は天気も良くて道路に雪もなかった。
でもまだ屋根の上には60cmほどの雪があって、溶け出してくると重くなると聞き、家が潰れると困るので、天気もいいことだし屋根の雪下ろしをすることに。
ついでに最近屋根に取り付けたソーラーシステムも雪をどけて機能させたかった。
うちは3階建てで、2階の窓からスコップを持ち、長靴を履いて出、3階の屋根へと移る。
そうして3階の屋根の端っこから少しずつ雪を下ろして行くのだけど、たまにズリっと滑ってちょっと危ない。
下で見ている母と近所の人が、「雪を少し残しておかないと危ないよ~! 屋根から落ちたら大変なことやで!」と言ってきた。
そうなのかな? と思いつつ、じゃあ際(きわ)の方だけ残しておくことに。
そうすれば、上の雪がずり落ちてきたとしてもストッパーになるかな、と思ったのだ。
とりあえず屋根の際とソーラーの間の雪を端から下へポイポイ落としていった。
その間もたまにズリと滑るので、ストッパー作っておいて良かった~と思うと同時に、こりゃあお年寄りが屋根から落ちてたくさん亡くなってるのも分かるなぁ、と思う。
端から端までソーラーの上少しと屋根の際との間の雪を下ろし終わった。
ふぅ。
さて・・・
と、屋根の端で立ち止まっていたら、後ろからズズズという轟音(ごうおん)が・・・
シマッタ!
と思う間もなくソーラーの上に載っていた雪がなだれてきて、そのまま一緒に体が滑る!!!
ヤバい、落ちる!! しかない・・!!
目の前に電線が見えた。
あれに捕まれば・・!!
空中に飛び出した体は、もう他に行き所がない。
ええい!!
キャッチ・・・!!
ヤッタ!!!
と一瞬電線をつかんだものの、後ろからの大量のなだれに押されて指がほどけてしまった・・!!!!
道路の上にクッションとなる雪はない。(下にいる母親がすべてどけていた。)
・・・あったとしても1センチぐらいか。。。
ドン。
アスファルトの上に落ちた。
背中から落ちた。
あぁ、なんか大丈夫っぽい。
そしてその1秒後、残りの雪が右半身の上に屋根から落ちてきて体が埋まってしまった。
う、、、動けない。。。
大きな音がしたもので、近所の人が、えー! キャー! 言いながら不自然に大量の雪が落ちている家の前に集まってきてしまった。
「何かあったんですか~?」
「えぇ、ちょっと屋根から・・・」近所の人に対応するのん気な母。
でも私は体が痛いのでそのまま動かさないでくれる方が良かった。
「えー! 落ちたんですかっ!?!?」
半分雪に埋まっている私を見やる。
そうしてやっと埋まっている私に気づいたのか、母親が寄ってきてグイと起こしてくれるのだけど、体が痛いので動かさないでほしいと頼む。
しかし近所の人が心配そうにザワザワしているし、母なぞ「向こうから車(一般車)が来たよ」などと私の心配よりも、道路の邪魔になることを心配しているので、もう少しジッとしていたかったけど、「大丈夫です、大丈夫です~」と言って何とか起き上がる。
一緒に落ちてきた近くのスコップを見つけ、それを杖にしてヨロヨロ歩く。
右下半身が痛い。右足で歩くのがちょっと厳しい。
手のひらを見るといつのまにか直径5ミリほど切れて血が出てる~!
左の手のひらには血マメが・・ガーン。
背中から落ちたけど、受身のように手を地面についたみたいで、左の手のひらがジンジンして赤い。
そして手首も捻挫してるな。。
でも骨が折れたとかヒビが入ったとかいう感じではないので、病院行かなくてもいいんじゃないかな。
というか、体が痛いので動かずにジッとしていたい。。。
左手と左手首が熱くなってきて痛かったので、雪で10分ほど冷やしていると、近所の人が「病院に行け行け」とうるさいので、家の中に入ってジッと横になる。
湿布がなかったのでそのまま左手だけを布団の外に出しておく。
気温は3度なので、う~ん、自然冷却。
・・・それにしても3階の屋根から雪のないアスファルトに落ちたなんて、死んでもおかしくないね~。
電線に少し捕まったので、落ちる反動が少し弱まったのと、その捕まった1秒の間に、ストッパーとして屋根の際に少しだけ残しておいた雪が先に下に落ちて少しでもクッションになったのと、背中から落ちたので衝撃が全体に行って緩和されたからやろな~。
ついでに言うと電線の感電死もありえたよな~。
まぁ頭から落ちて死んでたとしても、この人生悔いはないんだけど、五体満足で生きてるってことは、やっぱりまだやらなあかんことがあるんやなぁ。
寝ようと思ったけど、眠くないし、右手は動くので書いてみたよ。
3階から落ちたけど、あの時とかあの時の怪我に比べたら全然平気って感じなんだもん。
でももう2度と屋根から落ちたくないけどネ!
家の中に入ったとき、久しぶりに太陽の光を浴びたソーラーシステムが動き出していて嬉しかった。

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