京都から帰る時、人身事故が京都の近くであった為、ダイヤが急遽大幅に変更になった。
私が利用しようと思っていた電車も中止になったので、どうしようかねーとぼーっと電光掲示板を眺めていると、いきなり「こんにちはー」と不快な声をかけられた。
海外ならよくあるけど、ここは京都駅です。
顔を見ると、仏頂面をした若くて目つきの悪いブサイクな女。
挨拶されたので一応「こんにちはー」と愛想笑いで返す。
相手はニコリともしない。
行き先を聞いてきたので適当に答えると、「一万円落としちゃったんですよー」といきなり聞いてもいない事を言い出す。
「え?あ、そうなんですか?」
「この辺でお金借りれる所ってないですかねー」
「駅員さんに聞いてみたらどうですか?」
「えー、無理ですよー。・・・あのー、一万円貸して貰えないですか?」
・・・・
なんだこの流れ?
詐欺にしてもこの分かりやすさ。
しかもブサイク。
「あ、いや、私もお金ないんで・・」
と答え、さっさとその場を離れた。
その後、電車が遅れたので家に電話しようと公衆電話の所(今の私は携帯持ってねっす。)へ行き、サイフからテレカを取り出していると、またあの女がいきなり現れ、
「私も電話使いたいんですけどー」
と来たので、「あぁどうぞどうぞ」と場所を譲った。
つか、携帯片手に持ちながらなんでアンタ公衆電話使う必要があるんだよ。
しかも人が電話使おうとしてる所、割ってはいるってどーゆー事よ?
とにかく関わりたくないので、私はまた離れた公衆電話の所へ行ったんだけど、うーん田舎から出てきた田舎者を騙してお金を騙し取ろうとしてるんやろなー。
顔もブサイクで寸借詐欺とは、救いようがないな。
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