騙されボッタくられ泰緬鉄道 | 思いっきりニュージーランド!

騙されボッタくられ泰緬鉄道

朝6時半頃に目覚ましで起きる。
何でそんな早くに起きたかというと、昨日の夜ジョブ(30:タトゥー彫り師)が韓国人の友達を滝に泳ぎに連れて行くというので私とダナ(27:韓国人)も一緒に連れて行ってもらう約束をしたからだ。

眠い、行きたくない、でも約束したしなぁとがんばって起きる、待ち合わせはジョブの店の前で7時だったんだけど7時15分頃に行ってみると・・・店が閉まってる。そして誰もいない。

あれ・・・うーむ・・・

とりあえずダナが泊まってる、そしてジョブがいるというジョリー・フロッグ(ゲストハウス)の方へ行ってみようと歩き出すと、途中で水着を服の下に来たダナに遭遇。

ジョブは??

って聞かれて、店閉まってたんだけど・・ジョリー・フロッグの受付でジョブの部屋を聞いてみよう、って事になった。

そして受付へ行き聞いてみると、ここには住んでないとの事。

はぁあ!?!?

ジョブはジョブの店に住んでるとの事。

うーむ・・・昨日、ダナにも私にもジョリー・フロッグに住んでると言ってたのにどうやら嘘だったらしい。

受付で、ジョブ(30:タイ人、この辺じゃ有名らしい)の言う事信じちゃ駄目よ、と苦笑された。

ダナもせっかく早起きして水着を着込んできたのに嘘をつかれてたと分かってショック、もう2人で部屋に戻って寝る事にした。

1時間程また寝た後はゲストハウス(シュガー・ケーン)をチェックアウトしジョリー・フロッグへ移動。
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Jolly Frog
ツイン 200バーツ
扇風機
水シャワー&トイレが部屋にあり

シュガーケーンの250バーツの部屋より広いし、クローゼットと化粧台がおいてあるのが素敵。

そしてダナと一緒に朝食。
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豚肉のおかゆ 25バーツ

ジョリー・フロッグはレストラン兼ゲストハウスなんだけど、メニューは安いので屋台で食べるのと代わりない金額なのが嬉しい!

今日はナムトクまで列車で行こうと思っててダナを誘ったんだけど、体調がすぐれないとの事で当初通り一人で行く事に。

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カンチャナブリーからNam Tokナムトクまでもやはり100バーツ、ほんと高すぎだよこの外人のみのボッタクリ値段・・・

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駅構内にて袋ジュースを買ってみる 15バーツ

時刻表の10:50分から少し遅れ11時すぎに列車に乗り込んだけど、そんなに人もいずガラガラ。
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風通しのいいこんな椅子に座る。
カンチャナブリーからは混むって聞いてたけど全然じゃんと思っていると次の駅にてツアー客が少し乗り込んでくる。
ここからは泰緬鉄道って奴です。
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クウェー川鉄橋

映画「戦場に架ける橋」の鉄橋らしい、映画見てないから全く分からないけど列車がいない時は歩いて渡れて、来た時はこのように退避場所がある。
観光客の皆さんがここからビデオ撮ったり手を振ってきたりする。

チョンカイの切り通しという岩と岩の間をぶち抜いた線路を通り、その次の駅辺りでまたツアー客がめちゃくちゃたくさん乗り込んできた。

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クウェー川、そして右上遠くに映ってるのがメイン?であるアルヒル桟道橋

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特にスリルも感じずアルヒル桟道橋をこんな感じで渡った後は、

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クウェー川の景色が広がる。

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列車は本当にギリギリの所を通ったりするので、顔を出すと命にかかわる。子供は乗せない方がいいだろう。

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12:20到着予定の最終駅Nam tok ナムトクに1時頃到着。

ナムトク・サイヨーク・ノイ駅というのがあるらしいんだけど、ここまでしか列車は通ってないみたい。
まだ先があるのかなとウロウロして聞いてみたけど、列車は戻るとの事。

ぞろぞろと皆さん列車を降りツアー客の皆さんは待ち受けていたバスに乗る。
この先に滝があるらしいんだけど、どうするか全く考えてなかったのでぼーっとしていたら他の個人旅らしい人達はさっさとソンテウ(乗り合いバス)に乗り込み2台くらいのソンテウが行ってしまった。
残されたのは私だけ。
っていうか、ナムトク駅についたらゆっくりする人なんていないんやなぁ。しかももうソンテウも残ってないし、モータサイ(バイク)もない、トゥクトゥクなんて全く見当たらん。。

どうするんだ・・と思いながら駅前の食堂にてとりあえず昼食なぞ食べてみる。
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20バーツ うまい。

どうするか・・と思いながら駅前のみやげ屋を見てみるもたいした物なし、駅のインフォメで滝行きについて聞いてみようと歩き出すとみやげ屋のねーちゃんにどこ行くのと声をかけられる。

この近くに滝はありますか?
どーやって行くの??

って聞くと、タクシー(ソンテウ)が5分も待てば来るからそれに乗って行けばいいと。ちなみに3kmで50バーツ
恐ろしくボッタくりの金額である。

しかしこの時、疲れていたのと他に手段がないんではという不安感で私の思考能力はとても低下していた為、素直に乗る事にしてしまった。バカ!バカ!
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凄くいい車のボッタ仕様ソンテウ。

まぁしかしみやげ屋のねーちゃんも騙して50もいただくのはあんまりかと少しは良心が芽生えたのか助手席のクーラーがついた所に乗せてくれた。

5分程でSay Yok Noi Waterfall サイヨーク・ノイの滝に到着。
歩けば20分くらいの距離であろう。

ソンテウのねーちゃんは帰りも私の車で帰る?と聞いてきたけど、2度と乗る訳ないこんな高いソンテウ。
カンチャナブリーに帰るバスの場所を聞き、50バーツ渡してさっさと別れる。ぼーっとしてないで個人旅の皆さんが乗り込んだ時に乗り込むべきやったなー・・とか考えながら滝と書かれた方へ上っていくと
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Nam Tok Sai Yok Noi
ナムトク・サイヨーク・ノイ駅
発見。

くそ~、この駅がまだ現役であればここまで鉄道で来れたのに!!
線路の上には売店に水をひく為のホースが横たわっていたりして、ここは既に使われてないという雰囲気。

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終点に飾られた列車。

そして滝の方へ歩いて行く。
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Say Yok Noi Waterfall
サイヨーク・ノイの滝

タイ人や外人達が水着で水浴びをしている。
でも下の方にたまっている水は泥が混じっていてあんまり綺麗とは思えなかったので、ここで泳ぎたいとは思わなかった。
滝の水を浴びるくらいならいいかも。

しばらくその辺を歩いてみたけど臭いし綺麗じゃないので、せっかく50バーも払ってきたけどもういいやと思いバス停へ行こうとする。
ソンテウのねーちゃんが教えてくれたバス停は間違っていたので近くの人達に聞いてバス停発見。

でも次のバスは4時との事。(現在3時)

うーん、こんな面白くない所で1時間か・・帰りの鉄道の方が間に合うけど、もうあの高くて埃まみれになる列車には乗りたくないしなぁ・・と考えていると、ソンテウ乗り場で同じ行きの列車に乗っていたカップル発見。

近づいていって話しかけるとソンテウに乗って駅まで帰り、帰りの列車に乗るとの事。だってバスは4時だから。

そっか・・・じゃあやっぱり私もそうしようかな、とソンテウに一緒に乗る。
今度はちゃんとした金額で20バーツ
そのカップルはタイ人の女の子と日本人の男の子だったんだけど、タイの女の子は英語があまりしゃべれないらしい。じゃあどうやって会話してるの?って日本人の男の子に聞くと、旅の指差し会話帳でだとか。(日本の本屋に売ってる、会話できない人が指差して意思を伝える本。イラストと現地語で書かれているので伝えやすい。)

えええ!!!そんなんでやってんの!?!?

私はてっきり男の子がタイ語話せるんだと思ったのに、そんなつたないコミュニケーション手段とは・・

詳しくは聞かなかったけど、去年タイで知り合って今回はその女の子に会いにタイに遊びに来たんだとか。そうか・・現地の知り合いがいるってのはいいよなぁ。私もエイ(31:タイ人、ニュージーで知り合った、メール出したけど返事なし)に会えるハズだったんだけどなぁ。

という事で再びナムトク駅に到着、いまいましい外人料金の100バーツの切符を買い15:15発の列車に乗る。(この列車は1日に2~3本しかない凄く使い勝手の悪い観光路線なのだ。タイ人は8バーツくらい。しかも多分トンブリーからナムトク間のどこからどこまで乗っても一律100バーツとかいう訳の分からない料金設定。もうこんな所誰も来なくていいよ。)

列車に乗り込むと、ボッタのソンテウ運転手ねーちゃん発見。
あれ、列車でカンチャナブリーに行くの?
って聞くと、私を見て驚きちょっとあせった態度で、列車内でおみやげを売っていると教えてくれる。
車(ボッタソンテウ)は?って聞くと、妹がいるからここ(ナムトク)に置いていくのとみやげ屋のねーちゃんを指差す。

そーか、みやげ屋のねーちゃんとソンテウのねーちゃんは姉妹だったか。
こいつら姉妹グルになって旅人から金を巻き上げてんだな。

ソンテウねーちゃんは気まずく思ったのか、外の妹に声をかけて話し始め
もう私とはしゃべらなかった。

別に金返せとか言わないよ。
でも人を騙して金集めてるといい事ないぞ!!

列車は無事15:15に発車(始発だから当然だが。)し、再び暑い誇りまみれの旅が始まる。お尻も痛くて、疲れの為頭も痛くなってきた。
しかもカンチャナブリーの2駅手前にて40分の停車、、勘弁してくれ。。。この停車理由は向こうから来る列車が遅れていたせいだった。
線路一本しかないから待ってないと衝突しちゃうもんね(涙)

停車中に窓際にアイス売りのおっちゃんが寄ってきたので、声をかけてアイス買う。
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30バーツ

相変わらず私の思考能力は酷く低下していたので何も考えずに買っちゃったけど、これも恐ろしく高い。

外人のおじさんがいくらで買ったの?って聞いてきたので30バーツって答えると、高いね!!と言った後、おじさんは同じアイス売りから20バーツで購入。

あ~、アタシは何やってんだ・・

ちょっとトライしてみるかとアイス屋に再び声をかけて10バーツ返してもらおうと試みたが駄目だった。
つーかアイス屋のおっちゃんは外人のおじさんにも30バーツで売ったとしきりに言っていたので、外人向けの金額は30バーツだったらしい。更に外人のおじさんもとばっちりを受けて後10バーツ払ってと言われていたが、外人のおじさんは、また今度ね、なんて言って払わなかった。

今まで何とかボッタくりを避けてこれたものの、今日は簡単にひっかかってしまうなんて・・心が弱っていて思考能力が低下してる時は駄目だなぁ・・今日はゲームに負けたよ。たまには負ける時もあるさ。

カンチャナブリー到着予定17:41を過ぎ、実際に到着したのは18時半頃。
もう暗いよ、ほんと今日は疲れたよ・・ナムトクなんて行かなくていいよ・・行くとしたら片道で十分だよ・・

と思いつつゲストハウス(ジョリー・フロッグ)へ戻る途中で
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マンゴースムージー 10バーツ

あ~、ここは安くておいしくていいなぁ~。

部屋に戻ってぐったりしていると外からスー、と呼ぶ声がしてダナ(27:韓国人、可愛い)がやってきた。

ダナは今日は夕方から像乗りツアーに参加してきて今帰ってきたのだそう。
今夜は二人でマッサージ受けに行こうって言ってたんだけど、予定変更らしくキティ(24:タイ人、レストランのウェイター、ダナが好き)がナイトマーケットに連れて行ってくれるからそっちに行かない?と。

今日は疲れたのでマッサージ受けるの楽しみにしてたけど、ダナは今夜が最後のカンチャナブリーだし、ナイトマーケットも行きたかったので同行させてもらう事に。

キティの原チャに3人乗りして(笑)ナイトマーケットへ。
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なかなか安くて結構楽しい。
ダナは私が履いてるスリッパ(本物ならクロスの奴、しかし当然偽。)が欲しいと言って探して1件だけ見つけた。
金額は150バーツ。私はバンコクで値切って160→130バーツで買ったんだけど、ここでは値切っても140バーツでした。(私が値切り役(笑))
まぁ悪くないでしょ。

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歩いてる途中、見つけました虫の唐揚げ!!!

芋虫やらコオロギやバッタやゴキブリ?みたいのが並んでる。

ちょっと試してみたいと思ってたんだけど、ダナ(27:韓国に芋虫はあるらしい)が小さいバッタみたいのを買ったので、少し食べさせてもらった!!

グロいかと思ってたけど、悪くないね!
油っこいスナックっちゅー感じ。
(さすがにデカいゴキブリみたいな奴は食べる気しないが・・)

ついでに小さい芋虫も食べさせてもらったら、中身なくてクシャって感じ。しかし何でこんなもん食べよーとタイ人(中国人?)は思ったんだろーか・・

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私は前から食べてみたいと思ってたこのお菓子とクレープみたいなのを購入 10バーツ

皮が薄いので優しく持たないとパリッって折れちゃうけど、おいしい!!
写真にはないけど、もう一つのクレープがおいしかった!
また見つけたら買って食べよう♪

マーケットの後は再びキティの原チャに乗って川近くの屋台でご飯。
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トムヤンクン 50バーツ

タイに来てるのに初めて食べたよ。
辛い、、けど何とか一応食べれる。
でも食べてる途中で口の中が2箇所程腫れてくる・・大丈夫かこの食べ物・・小さい虫でも食べたのかも(汗)

辛い暑いながらも何とか食べ終わり、キティはコーラとデザートをダナと私におごってくれた。

その後はまたキティの原チャに乗って、どこに行くのかと思えばキティの友達が集まって酒屋の前のテーブルに座ってお酒を飲んでいたのでそこに加わる、全部で10人くらい。(外人は私とダナだけ。)

文章だけで読むと、おめーそんな所で酒飲んで大丈夫なんか!?って感じなんだけど、雰囲気は地元の集まりって感じで怪しい事もなく楽しめました。
夜11時半にキティにジョリー・フロッグまで送ってもらい本日終了。

ジョブ(30:タイ人、タトゥー彫り師、嘘つき)の店の前を通りかかり声をかけられタトゥーショップで話していた所にダナ(27:韓国人、旅行者、同じくジョブに声かけられた)が遊びに来て知り合い、そのダナの事が好きなキティ(24:タイ人、レストランのウェイター、いい奴っぽい)がダナを誘ったけど私もダナに誘われて今日はこんな感じに、繋がりとは不思議なもんだタイ18日目終わり。


私、スーが書いた、ニュージーランドの本です(^^ヾ
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